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【初心者向け】トラリピはやばい投資?メリットやリスク、口コミを解説
投資初心者でも簡単に始められるとして人気のトラリピ。しかし、その反面「やばい」という声も聞きます。本当に初心者でも始めることができるか気になった方も多いでしょう。
【本記事は下記のような方におすすめです】
・トラリピがやばいと言われる理由を知りたい
・トラリピを運用するメリットを学びたい
・トラリピの始め方を知りたい
本記事では、トラリピの仕組みやメリット・デメリットなどを紹介します。
マネースクエアが運営するトラリピとは
トラリピはマネースクエアが提供する自動売買型のFXサービスです。トラリピでは、ユーザーが効率的に取引できるようなサービスが提供されています。
例えば、トラリピには「リピートイフダン」機能があり、これはユーザーが設定した価格帯で自動的に取引を繰り返す仕組みです。この機能により、FXの初心者でも簡単に取引をスタートすることができます。
マネースクエアは過去に上場していたこともあり、2023年5月には預かり資産が1,200億円に到達しています。一定の経営基盤と多額の預かり資産があることから、運営体制も信頼できる企業と言えます。
トラリピがやばいと言われる理由やデメリット7選
次に、トラリピが「やばい」と言われる具体的な理由やデメリットについて主に7つ解説します。
・通貨ペアが16通貨であり少ない
・トレンド相場で稼ぎにくい
・短期投資には不向き
・含み損を抱える期間が長期化しやすい
・最初の設定がかなり重要である
・トレードの知識が得られないまま投資をすすめてしまう
・余裕のある取引には200万円ほど必要である
通貨ペアが16通貨であり少ない
リスク分散の観点から、安全で安定した投資を行うために、複数の通貨ペアに分散させることが重要です。しかし、トラリピで利用できる通貨ペアは限定されています。
例えば、主要な通貨ペアである米ドル/円やユーロ/米ドルはカバーされていますが、例えば米ドル/トルコリラなどには投資できません。
このように、通貨ペアの選択肢が少ないことで、特定の市場動向に過度に依存するリスクが伴います。
トラリピを利用する際には、他の投資手法と併用するなどして、リスク分散を図ることも1つの方法です。
トレンド相場で稼ぎにくい
トラリピは定期的に利益を確定できる反復売買に基づいているため、一方向に長く続くトレンド相場では利益を上げづらいです。
例えば、円高が急進し続ける状況では、トラリピの設定が円売りに偏ってしまい、含み損が増えることがあります。
短期投資には不向き
トラリピは、自動で売買を行う設定をすることで中長期的に成果を上げやすい投資手法です。短期間で利益を出すことを目的としていないため、一時的な市場の変動に対応しきれないことがあります。
短期投資には向いていないことを理解して、利用することが重要です。
含み損を抱える期間が長期化しやすい
トラリピは市場の変動に対して機械的に取引を行うため、一時的な逆行などにより含み損が発生することが多いです。
例えば、市場が予期せぬ方向に動いた場合、一度に大量のポジションを抱えてしまい、その後適切な条件になるまで含み損を抱え続けることになります。
トラリピを運用する際には、適切な資金を確保し、市場の予期せぬ動きにも対応できるようにしましょう。
最初の設定がかなり重要である
トラリピでは、最初の設定が非常に重要であり、この部分で失敗すると全体の運用に悪影響を及ぼします。例えば、利益を狙いすぎた設定では含み損が大きくなり、一方で保守的な設定では利益が少なくなる可能性があります。そのため、最初の設定は慎重に行い、リスクとリターンのバランスを考慮しましょう。
トレードの知識が得られないまま投資をすすめてしまう
トラリピは全自動でトレードを行うため、ユーザーは具体的なトレード戦略や市場分析を学ぶ機会が得られにくいです。
トラリピは手間をかけずに運用を続けるためのツールとしては非常に有用ですが、トレーダーとしてのスキルを高めたい場合には限界があります。
そのため、自分の投資スタイルや目標に応じて、適切な学習方法や投資手法を取り入れることが大切です。
余裕のある取引には200万円ほど必要である
トラリピを利用する際に、余裕を持った取引をするためには200万円ほどの資金が推奨されています。これは、トラリピが長期的な投資戦略であり、急な相場変動に対応するために十分な余裕資金が求められるためです。
例えば、100万円の資金では、予期せぬ急激な相場変動に対応することが難しく、強制ロスカットのリスクが高まります。
トラリピの仕組み
トラリピは、特定の範囲での価格変動を利用して利益を上げる設計が特徴です。具体的には、あらかじめ設定した価格範囲内で一定間隔で買い注文と売り注文を繰り返すことで、価格がどちらに動いても利益を狙います。
【トラリピの仕組み】
①売値と買値を高低差の範囲内に多く設定する
②相場の中の総推移の中で、売り注文と買い注文を繰り返す
トラリピを運用するメリット8選
次に、トラリピを運用することによる主要な8つのメリットについて詳しく解説します。
・特許を取得しており信頼性がある
・平均取引期間が長く約8.5年
・1000通貨単位で取引可能
・通常時は毎月8割〜9割の預かり資産残高が増加
・【初心者向け】公式サイトにおける注文が数クリックで可能
・【初心者向け】24時間自動でトレードしてくれる
・【初心者向け】相場の予想ができなくてもいい
・【初心者向け】充実した学習コンテンツを受けられる
特許取得しており信頼性がある
トラリピはメイン機能である「リピート注文」が特許登録されており、これが他の自動売買サービスと一線を画す点とされています。
平均取引期間が長く約8.5年
トラリピの平均取引期間が8.5年と長く、実際に、安定した運用成果を背景にユーザーの信頼を得ていることが伺えます。
また、長期的な取引期間が実現されている理由として、トラリピのシステムトレードが挙げられます。システムトレードは、投資家自身が頻繁に市場を監視する必要がなく、一定の運用方針に基づいて自動でトレードを行うため、精神的な負担が小さく済みます。これにより、投資家は余裕を持った長期的な視点で運用を続けやすくなるのです。
1000通貨単位で取引可能
通貨単位が少ないことで初期投資金額が抑えられ、リスクを最小限に抑えた状態で投資を始めることができます。例えば、最小単位の1000通貨を使えば、為替の変動リスクが小さいうちから実際のトレードを体感することができます。
通常時は毎月8割〜9割の預かり資産残高が増加
トラリピでは、多くのトレードが自動で行われ、その結果として毎月8割〜9割の資産増加が確認されています。勿論すべての口座がプラスではないですが、全体では増えている状態です。
【初心者向け】公式サイトにおける注文が数クリックで可能
特に初心者にとってありがたいのは、注文が数クリックで完了する点です。ユーザーフレンドリーな設計がなされているため、特別な知識や経験がなくてもスムーズに取引を開始できます。
具体的な例を挙げると、新規注文を出す際にまず通貨ペアを選んでから数クリックで注文内容を設定し、送信するだけで完了します。注文金額や取引戦略の設定も非常に直感的で、誰でも簡単に行えるのが特徴です。
【初心者向け】24時間自動でトレードしてくれる
トラリピはシステムが自動化されており、手動でのトレードが不要です。
例えば、設定を一度行えば、後はシステムが24時間自動で取引を行うため、毎日のトレードに時間を割く必要がありません。これにより、仕事やプライベートに忙しい人でも手軽に投資を続けることができます。
【初心者向け】相場の予想ができなくてもいい
トラリピでは初心者でも相場の予想をしなくて済むので、安心して取引を開始できます。
たとえば、トラリピではあらかじめ設定した売買ルールに従って自動で取引が行われます。これにより、為替市場の知識や専門的なスキルがない人でも、同じように取引が可能です。
【初心者向け】充実した学習コンテンツを受けられる
トラリピは初心者でも安心して始められるよう、学習コンテンツが充実しています。公式サイトには動画チュートリアル、ウェビナー、ブログ記事、FAQセクションなど多岐にわたる学習コンテンツが用意されています。これにより、初心者は学習コンテンツを活用して着実に知識を身につけながら、安心してトラリピを始めることができます。
【初心者向け】トラリピの始め方5ステップ
次からは、トラリピを始めようと検討している方に対して、トラリピの始め方について順を追って解説します。
トラリピ公式サイトへ移動
トラリピを始めるためには、まず公式サイトへアクセスする必要があります。正しい情報を取得し、安全に投資を始めるためには、公式のチャネルを利用することが重要です。
個人情報を入力
トラリピを始めるためには、最初に個人情報を入力する必要があります。資金運用に関わるシステムであり、法律や規制に基づいて個人情報の確認が必須だからです。
【システム利用に必要な個人情報】
氏名、フリガナ、性別
生年月日、電話番号、メールアドレス
住所、金融機関情報、職業、投資経験など
マイナンバーや身分証明書の提出も必要である
審査が完了した後にログイン
審査が完了したら、トラリピの公式サイトにログインすることが必要です。
審査完了の通知メールが届いた後、指示に従って公式サイトにアクセスし、ログイン情報を入力することで、トラリピの管理画面に入ることができます。
トラリピ口座に入金する
トラリピの運用を開始するには、最低でも自己資金の一部を口座に入金し、アカウントの運営をしっかりと支える必要があります。
【入金の手順(PC版)】
①マイページでログイン後に、画面右上の「トレード画面へ」をクリックする
②取引画面メニューから「入金」を選択する
③利用する銀行と入金額を入力し、確認を押す
④「金融機関のページに進む」を推す
⑤各金融機関の画面で手続きをおこなう
発注して運用開始
トラリピのシステムは、設定された注文に基づいて自動的に取引を行うため、適切な設定が求められます。例えば、特定の通貨ペアを選び、そのレートが一定の範囲内で推移するように注文を設定すると、トラリピが自動的に取引を行ってくれます。
適切な発注を行うために、過去のデータや専門家の意見を参考に、リスクを分散させるレンジ設定をおこないましょう。
【まとめ】トラリピはやばい?メリットデメリットをきちんと把握しましょう!
トラリピの最大のメリットは、特許取得の自動売買システムにより24時間取引が行える点です。しかし、通貨ペア数が少ない、トレンド相場では稼ぎにくいといったデメリットも存在します。
もし、トラリピを検討している場合は、このようなメリットとデメリットを理解した上で、まずは少額から試し、運用の流れを掴むことをおすすめします。次に、継続的な市場分析や定期的な戦略見直しを行い、長期的な視点で運用を継続してください。トラリピをより効果的に活用し、安定した収益を目指しましょう。