23日の仮想通貨市場はビットコインを筆頭に全面高の展開に。トピックとしては、アマゾンのビットコイン決済といったグッドニュースがあった一方、国内動向は不穏な動きが出ている。


23日の仮想通貨市場

23日のビットコインは年初来高値を更新。11時頃から2日以降のレジスタンスであった5400ドルを突破するとそのまま価格が上昇し、終値ベースでおよそ5600ドル、上昇率は3%を越えた。主要なアルトコインも上昇したが、本日はビットコインのみが新高値更新となっている。コインマーケットキャップによる市場全体の時価総額は20.6兆円で推移。ビットコインドミナンスが53.4%上昇していることからも、ビットコインへの資金流入があったことがわかる。


23日のトピック

本日はアマゾンの仮想通貨決済が話題に。米国のスタートアップ「ムーン」は、近日中にブラウザの拡張機能によって、アマゾンで仮想通貨決済が可能になることを発表した。コインベースの口座では、ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ビットコインキャッシュで支払いが可能になるとのことだ。ただし、今回のサービスは米国内だけに限られる。また、アマゾン自体が仮想通貨決済を発表したわけではなく、あくまでムーンの拡張機能を用いての決済とのことだ。このニュースはグッドニュースとなったが、国内動向は怪しいムードが出ている。ロイターが報じたところによると、金融庁は現在、仮想通貨取引所フォビ・ジャパンとフィスコに対して立ち入り捜査を行っているとのこと。ただし、23日夜の時点で事実確認は明らかになっておらず、その他のメディアで確定的な報道はみられない。ロイターによれば、金融庁は「経営管理体制や顧客保護の取り組みなどに不十分な点」があるとし、「行政処分も視野に」捜査を進めているとのことだ。国内の規制動向に関しては昨年、多くの国内取引所に業務改善命令が出されて以来のこと。直近では楽天やディーカレットなど、国内の取引所動向が盛り上がりをみせていたが、今回の報道による影響が懸念される。