デジタルIDで注目されているスタートアップ「シビック」のCEO、ヴィニー・リンガム氏がCNBCのインタビューに応えた。同氏は現在の相場について、慎重な見解を述べた。


ビットコインは3カ月から6カ月のあいだレンジ

リンガム氏は現在の相場について、少なくとも3カ月から6カ月の間は、3000ドルから6000ドル(およそ30万円から50万円)のを行き来するのではないかと予測した。また、3000ドルには買いが複数みられるため、割り込むことは一時てきにあっても、その期間中は割り込むことはないとの見解を示した。直近では慎重な姿勢を見せたリンガム氏だが、仮に今後6カ月の間(2019年6月まで)に弱気サイクルを抜け出せなければ、次の下値目標である1500ドルまで下落する可能性があると言及している。


専門家の様々な意見

今回の下落に関して、連日メディアでは多くの専門家の意見が報道されているが、基本的に強気派と慎重派の意見で分かれている。これまで多くの専門家は強気の姿勢をみせていたことを考えると、現在の相場がいかに混乱しているかがわかる。今回のリンガム氏の見解に近いものとしては、米著名投資家ノボグラッツ氏が2019年3月までに弱気サイクルから抜け出すと指摘している。両者の間では若干の見解の違いがあるが、ノボグラッツ氏は年明けにBakktなどのサービスが開始されることから、2019年第一四半期を重要な時期をみている。また、リンガム氏が指摘している3000ドルに関しては、仮想通貨トレーディング企業「ジェネシス・トレーディング」のモロ氏も底値になると指摘している価格だ。直近では、下落要因とも報道されていたビットコインキャッシュのハッシュウォーもひと段落し、相場は一旦落ち着きを戻している。しかし、市場はまだ15兆円を回復しておらず、価格も十分に反発したとは言えない。年末から年明けの間は、価格がさらに下落するのか、それとも反発し弱気サイクルを抜け出せるのかを見極める重要な期間となりそうだ。