インテルとIBM は、ブロックチェーンのオープンソースプログラムであるハイパーレッジャーに対して独自のサービスを展開している。

 

 IBM においては、Stellar や独自のブロックチェーンプロジェクトを展開しており、名実ともに世界に名だたるブロックチェーン企業となりつつある。インテルもサプライチェーンなどで、独自のプロジェクトを展開しつつあり、どちらも仮想通貨市場だけでなく、政府機関などからも大きく注目されている。

 

その上で、今回ハイパーレッジャーは、新しいフレームワークであるSawtooth サプライチェーンを発表した。

 

・ハイパーレッジャーの新しいブロックチェーンプロジェクトについて

 

ハイパーレッジャーの新しいプロジェクトは、Sawtooth と呼ばれており、IBM の関係者で構成される11人の技術運営委員会の中で2人以外はハイパーレッジャーの新しい取り組みに賛成している。

 

 IBM は、独自のブロックチェーンサービスとしてハイパーレッジャーファブリックを展開しており、サプライチェーンに対する優位性を獲得していた。その上で今回実装されるSawtooth サプライチェーンは、アメリカの食品大手Cargill のサポートを受けて開発される。

 

つまり、現状ではSawtoothサプライチェーンのプロジェクトの承認が降りておらず、インテルがIBM のサプライチェーンに対して対抗して1来る可能性があると予想されている状況だ。

 

また、ハイパーレッジャーは、あくまでもオープンソースであり、中立的なものであるもののIBM 及びIntel が提供しているブロックチェーンは、すでに中立的とは言い難いものとなっている。加えて言えば、オープンソースに独自に要素を加えたものでサービス展開を行っている事からだ。ハイパーレッジャーレッジャーノそのものの中立性は客観的に見ればすでに失われていると言っても過言ではないだろう。

 

しかし、今回のは新しいSawtoothサプライチェーンはハイパーレッジャーの概念を大きく変える可能性があり、ハイパーレッジャーの利用によってIBM とインテルが競合していく可能性が高まったと言える。