先週、仮想通貨市場は急落で始まり、週を通して価格は回復傾向にあった。しかし、本日再び価格が下落しており、今後数日間の値動きは重要になりそうだ。


4日の仮想通貨市場と下落要因

4日のビットコインは13時頃から価格が下落。先月末からのサポートであった3880ドルを割り込むと、19時までに3770ドルの安値をつけた。前日比では-2%を越える下落。直近で市場を牽引したと指摘されているイーサリアムは、前日比で-4%近い下落。その他のアルトコインも連動した動きとなり、週明けの仮想通貨市場は軟調な展開でスタートした。直近では市場のボラティリティーが高まっていることから、完全に下落トレンドに移行したかを判断するには今後数日間の動きを注視する必要がありそうだ。コインマーケットキャップによる市場全体の時価総額はおよそ14兆円で推移。下落した主な要因は現時点で報道されていないが、本日はカナダの仮想通貨取引所クアドリガCXの続報が出た。これは一部で下落要因として指摘されているもので、同取引所では創業者が急死したために仮想通貨が引き出せない状況が現在も続いている。この件に関し調査を進めるZeroNonCenseによると、クアドリガCXは大量のイーサリアムを他の取引所に保管していることが明らかになったという。


4日のトピック

本日は米最大手取引所コインベースの報道が話題になった。1日、コインベース幹部クリスティーン・サンドラー氏が「チェダー」のインタビューに応じた。同氏は先日、コインベースが「Neutrino(ニュートリノ)」を買収した経緯について尋ねられると、前任企業が(コインベースの)一部の顧客データを売却していたことを明かした。Neutrinoを買収した件に関してはSNSで「#DeleteCoinbase」という反対運動も起きている中、サンドラー氏の発言はさらに物議を醸しているようだ。本日はこの他に、イーサリアム創業者ヴィタリック・ブテリン氏の発言が話題に。同氏はビジネスインサイダーのインタビューに対し「ビットコインは電卓、イーサリアムはスマートフォン」と語り、その機能の違いを説明した。