30日の仮想通貨市場は前日に引き続き高値で揉み合いの展開を続けていたが、年初来高値を更新した後に急落している。トピックとしてはSBI子会社のマネータップに関する報道や、フォーブスの巨額取引の報道があった。


30日の仮想通貨市場

30日のビットコインは8500ドルのサポートを受け高値圏で揉み合いを続けていたが、日付が変わる頃9000ドルを越え年初来高値更新。しかし、その後急落しており、本稿執筆時点で4.5%ほど下落している。主要なアルトコインもビットコインに連動し、大幅な下落しており全面安の展開となっている。市場全体の時価総額は28.2兆円、前日比で2兆円ほどマイナス。一部の専門家からは大きい調整があるとも指摘されていたので、今後の値動きには注意が必要だろう。


30日のトピック

本日はSBI子会社のマネータップの最新動向が報道。SBI Ripple Asiaの発表によると、利用者の一部を対象に、試験的に実店舗での決済を開始する。店舗はSBIグループが入居する六本木一丁目泉ガーデンタワー内の飲食店などとのことだ。各種顧客体験(UX)を調査し、年内に本格的なサービスを開始するのが狙いだ。マネータップは、リップル社が開発する「xCurrent」が使われており、銀行口座間で365日24時間送金が可能。携帯電話番号での送金や生体認証を兼ね備えた次世代型送金アプリだ。SBI北尾社長は過去に、マネータップでXRPを利用することも検討している旨を明かしている。30日はこの他に、フォーブスの報道が話題に。同メディアによれば、ロンドンのビットコイン交換所ダディアニ・シンヂケートにて、ビットコイン流通量の25%を購入したいという問い合わせがあったとのこと。額にするとおよそ4兆円と莫大な金額となり、裕福層がビットコインに関心を示す事例として考えられる。同取引所の設立者エリーサ・ダディアニ氏によると、これまでも億単位の取引を行ってきており、裕福層は一定の関心を示しているという。