11月中旬から暴落をした仮想通貨市場だが、月末に安値をつけてから今日まで、いったん下げ止まった格好になっている。また、安値をつけた25日からは値幅10万円で上下する展開が続いている。


4日の仮想通貨市場

4日の仮想通貨市場は、ビットコインが4000ドル前後で取引されており、前日比2.5%高。アルトコインも小幅に反発しており、イーサリアムは111ドル、リップルは0.35ドル前後で取引されている。市場全体の時価総額はおよそ14.6兆円。11月25日に安値をつけた12兆円からは回復傾向にある。


ビットコインはレンジの展開か

ビットコインは11月25日に年初来安値3600ドルを記録。しかし、その後はナスダックへビットコイン先物が上場する報道、また米国株式市場の回復も後押しし、価格は4400ドルまで反発した。ビットコインは25日以降、日本円で40万円から50万円を行き来する狭いレンジでの展開が続いており、今後しばらくの間は直近の安値・高値をどちらにブレイクするか注目されている。ビットコインは9月から10月にかけても同じように10万円幅で推移する展開が続いた。そのことを考えれば、今回も安値をつけてからしばらく揉み合う展開も考えられるだろう。デジタルID企業シビックCEO、ビビン・リンガム氏は今後3カ月から半年の間は、30万円から50万円を行き来するレンジ相場の展開になるとの見解を示している。


専門家は楽観的な意見多く

しかし、現在のような相場低迷の中でも専門家は強気の見解を示している。資産運用会社モルガン・ユスコ氏は、27日にCNBCの番組に出演、次の10年でビットコインの価格が20倍以上になると強気の見解を示した。その大きな根拠は、ビットコインは単なる通貨ではなく、ネットワークとしての価値もあるからだという。また、直近では、国内仮想通貨取引所「Liquid」を運営するQuoine栢森社長がブルームバーグのインタビューに応え、来年は国内でも規制が整っていくことから、ビットコインは過去最高値を更新すると強気の見解を示している。