ビットコインは27日未明、これまでのレジスタンスであった8200ドルを突破し突如急伸。年初来高値を更新した。本稿執筆時点での過去24時間の上昇率は9%となっている。専門家からも多くの見解が寄せられている。


ビットコインが再び年初来高値更新へ

5月に入り、連日年初来高値更新を続けていたビットコイン、および仮想通貨市場だが、今月中旬頃上昇に一服感が出ていた。ビットコインに関しては14日から8200ドルの高値を上抜けるのに苦戦し、一部の専門家からは大幅調整がくる指摘も出ていた。しかし、本日、およそ2週間近く揉み合いを続けていた価格帯をブレイク。再び年初来高値を更新し、仮想通貨市場全体の時価総額も年初来高値を更新した。短期的なレジスタンスは9000ドルとなっているが、今後上昇を続けるのであれば、いよいよ節目10000ドルも視野に入ってくる。


強気の分析もある一方警戒感も

Twitterで定評があり、2日前から相場の変動を予測していたアナリスト、Josh Rager氏は本日ツイート。それによると、短期的なターゲットは9000ドルとなり、今週末の時点でおよそ8400ドルをキープできれば、引き続き強気相場は継続するとのこと。同じく、Chonis Trading氏も短期的なサポートを8300ドルと指摘、次のターゲットは10000ドルになると述べている。著名経済アナリストであるAlex Kruger氏は、先日、次のターゲットが8400~8500ドルになると指摘。これら専門家の見解をまとめると、これまでレジスタンスとして機能していた8200ドルから8300ドル近辺が短期的なサポートとなり、直近のターゲットは9000ドルから10000ドルとなる。しかし、本日すでに8800ドルの高値をつけており、今後は節目9000ドルを超えられるかが焦点となりそうだ。一方、ベテラン・トレーダーとして知られるピーター・ブラント氏は現在の相場が「FOMO(買い遅れる恐れ)」のフェーズに入ったと指摘。すでに売り切った強気の投資家が買いに回れば、反対に価格は急落すると指摘している。先日、米格付け会社ウェイスレーティングも同じように急落の指摘をしており、一部からは過熱感による懸念も出ているようだ。