12日の仮想通貨市場は全体的に小動きの展開の中、一部のアルトコインの高騰が目立った。先週からアルトコイン高騰が目立っており、今後もどこまで継続するか注目だろう。


12日の仮想通貨市場

12日のビットコインは4000ドルを目前に小動きの展開に。引き続き節目の価格帯を突破できるかが投資家の焦点となりそうだ。イーサリアムやリップルはほとんどビットコインと連動する動きとなったが、ライトコインやバイナンスコインといった時価総額ランキング10以内のアルトコインは、2%から5%程の上昇となった。また、本日は仮想通貨リスク(LSK)が前日比8%を越える上昇し話題に。要因としては、「国際信用ブロックチェーンアプリケーション協会(INATBA)」参入の公式発表が指摘されている。コインマーケットキャップによる市場全体の時価総額は14.9兆円で推移。先週末の水準と比較するとほぼ横ばいとなった。


12日のトピック ライトコインの高騰が話題に

12日のトピックとしては、ライトコインの高騰が話題に。フォーブスのエコノミストが9日に投稿した記事で、ライトコインが今年リップルとイーサリアムを追い抜き時価総額ランキング2位になると予想。その要因として、同通貨に今年立て続けにポジティブな要因があるという。ひとつがマイニング半減期。ライトコインのマイニング半減期は今年の8月に訪れる予定で、価格の上昇が見込めるという。実際に、前回の半減期である15年8月から数カ月間は、価格の高騰が起きたとのことだ。ふたつめが匿名性の向上。ライトコインは今年「MimbleWimble(ミンブルウィンブル)」という技術の実装を発表し、その技術によって匿名性が向上するのが期待されている。その他に、直近で発表されたベネズエラ政府がビットコインとライトコインの送金サービスの立ち上げも好材料として指摘されている。本日はこの他に、フィンテック系VCパートナーであるカイル・チャップマン氏が、大手経済誌バロンズに寄稿したコラムが話題に。同氏は最近懸念されている次の景気後退で、ビットコインの価格が上昇すると述べた。