CBOE(シカゴオプション取引所)が年内にもイーサリアムの先物を上場させる予定とのことだ。31日付のビジネスインサイダーが報じた。アルトコインの先物上場の先駆けになるとして注目を浴びている。


CBOEがイーサリアムの先物を年内にも上場か

ビジネスインサイダーが報じたところによると、CBOEは年内にもイーサリアムの先物を上場させる予定だという。現在は、CFTC(アメリカ商品先物取引委員会)の承認を待っている段階であり、年末にGemniが提供するデータを基盤にした先物を上場させる予定だ。CBOEは昨年12月、ビットコイン先物を大手証券取引所の中ではいち早く上場させ話題となった。今回のイーサリアム先物上場は、今後アルトコインの先物上場のさきがけとして注目を浴びている。


ビットコインとは違い上場を懸念する声も

先物取引は、その仮想通貨の資金流入の要因として、ビットコインの場合は歓迎された。しかし、イーサリアムは、専門家の中でも意見が別れている。仮想通貨取引テクノロジー企業SFOX戦略責任者、ダニー・キム氏は「新しい資産クラスにおける大きな前進だ」とコメント。イーサリアムの新しい資金流入の要因として賞賛した。その一方、ブロックチェーン技術者であるプレストン・バーニ氏は「発行量の70%が100人未満で保有されているような仮想通貨の先物を行うことは、許容できない」とツイート。ビットコインに比べ時価総額が劣るイーサリアムの先物上場を懸念した。


イーサリアムを巡る議論

スマートコントラクトを実装し、多くのDappsやICOプラットフォームとして活用されるイーサリアムだが、米国では現在、イーサリアムが有価証券に分類されるとの議論がある。SECの役員は過去にイーサリアムは分散化されているとして、有価証券には値しないとコメント。一時より、風当たりは強くないが、ビットコインに比べ時価総額も低く障壁が高いのは確かだろう。ビジネスインサイダーは関係者の発言として伝えているが、今後、CBOEの公式の発表で上場への動向を追うべきだろう。