世界的な金融会社でゴールドマンサックスのCEOであるロイド・ブランクフェイン氏は、仮想通貨についての可能性について肯定的な意見を述べた。ゴールドマンサックスは、不動産だけでなく、プライベートバンクや保険業務など非常に幅広く業務を展開している。

 

・ロイド氏の語る仮想通貨の可能性

仮想通貨は、世界的な広がりを見せているが好意的な意見を述べるものは決して多くはない。ブロックチェーンを利用するメリットは、既存のシステムにおける手間・時間・場所などの制約を全て短縮しスムーズ化できるところにある。しかし、未完成な技術である為、ネットワークそのものが強いセキリティ体制を誇っていても、人々の信頼に足るとは言い難い状況だ。

 

そのような状況の中で、ロイド氏は、仮想通貨は今後大きく飛躍する可能性を持っているという見解を示した。ロイド氏は、例として携帯電話の進化について語り、仮想通貨も同じように世界中で使用される通貨となり、法定通貨の代わりとなり得る可能性は十分にあるという見解を述べた。

 

・技術的な変化と仮想通貨

仮想通貨のシステムの中でもブロックチェーン技術は、世界中のあらゆる企業で研究が進められている。例えば、ブロックチェーン技術のサーバーに頼らないシステムの稼働やデータ共有にはメリットがあり、顧客IDなどにおいては実際にブロックチェーンシステムの採用を表明している金融機関も現れている。

 

現状では仮想通貨は、法定通貨の代わりとなり得る通貨とは言えない。価格の変動性を抑えることが難しく、法定通貨と等価となる通貨にも問題が皆無ではなく、信頼性がいつでも失われる可能性がある。しかし、ブロックチェーンに限らず革新的な技術には、失敗がつきものだ。今後、仮想通貨のシステムの採用がどこまで進んでいくかは未知数だが、世界中で研究が進んでいることを考えれば、世界中でスタンダードなシステムとなり得る可能性が十分にありえると言えるだろう。