仮想通貨市場の下落が止まらない。5日、18時30分より始まった下落は、日本時間深夜にも下げ止まることはなく、6日午前の時点でも安値を更新している。下落の主な要因に「11万BTC」のウォレットの移動を挙げる専門家もいる。


話題になった11万BTCの移動

先日、とあるウォレットからおよそ11万BTCが移されたことが話題になっていた。日本円相当で約770億円相当のBTCであり、所有者は明らかになっていない。しかし、ネットやSNS上では、マウント・ゴックス、サトシ・ナカモト、そして現在は封鎖されている闇サイト「シルクロード」に関係する人物ではないかと噂されている。所有者は明らかになっていないが、送金先は判明しており、ビットフィネックス、バイナンス、ビットメックスに送金されたとのことだ。


5日の急落は移動されたBTCが原因ではないかと指摘する専門家も

5日からの急落をうけて、CNBC「クリプト・トレーダー」の司会を務めるラン・ヌナー氏は以下のように呟いている。

「シルクロードのウォレットからの移動後の100,000 BTCのダンプ日は、大きな下落をもたらしました..」

ヌナー氏は、急落の要因を先日移動された10万BTCと指摘している。今年3月、相場が下落した要因は、マウントゴックス財団の売りとされていたが、その額は報告書でわかっているもので、3億円相当、多くても数十億円の規模だ。ヌナー氏が推測するように、もし移動された10万BTC(770億円相当)が市場に売りに出されたのなら、相当なインパクトがあるだろう。


ゴールドマンサックスを要因とする向きも

CNBCやビジネスインサイダーといった主要メディアでは、ゴールドマンサックスがト

レーディングデスク開始を中止したと発表したのが要因と報道している。ゴールドマンサックスは今年5月に、トレーディングデスクを開設する意向を表明していたが、規制が不明確なためそれを中止することを明らかにした。相場の下落は、発表直後に起きており、それを要因とする向きが多い。