23日、SECは3社9つのETFをまとめて否決したが、翌日24日になり、再審査することが発表された。すでに公式で発表されており、予期しなかった異例の展開となっている。


SECが否決した3社9つのETFを再審査へ

再審査の発表は、否決からちょうど1日たった24日朝(日本時間)に発表された。このことに関しては、すでに委員の一人であるヘスター・ピアース氏のツイートでも確認できる。そのツイートが以下になる。

「当委員会のスタッフは、委員長とコミッショナーたちを代表して、昨日、否決判断を下したと公表したように、様々なタスクをこなしたが、今回はその判断について、再審査を行うことになった。」

「コミッション(委員長とコミッショナーのこと)はスタッフにある仕事を委任する。その場合、スタッフはコミッションの代わりに仕事をすることになる。コミッションがスタッフの行動を見直すこともあり、今からそれが起きる」

なお、現時点で、再審査する以外の情報は発表されておらず、結果がでる日程や、どのような経緯で再審査に至ったかの詳細は不明である。


上場先の証券取引所へ宛てた書簡も発表

また、同時にSECがETFの上場先であるNYSEグループとCboe Global Marketsに宛てた書簡も発表された。書簡には「8月22日(日本の時間8月23日)の否決判断は、当委員会が改めて判断を下すまで”保留”の扱いとする」と記されている。専門家の見解では、否決されるとの見方が大方のコンセンサスになっていたが、再審査され、保留になると予測した者はいなかっただろう。


引き続きSECの声明が焦点か

今回、再審査されるProShares、GraniteShares、Direxion3社のETF、そして9月30日に可否判断が下されるSoildX/VanEck版ETFは引き続き投資家の注目材料となるだろう。その中でも、このように、ETF可否判断はSECの表明を知ることができる機会として重要視する意見もある。最も、上場が有力視されているのは、SoildX/VanEck版ETFだが、今回再審査される3社のETFに関しても、今後米国の仮想通貨規制の指標として十分に注目すべきトピックだ。