1/13キワミプロジェクトwith ITADAKI-MASU COIN PROJECTが秋葉原UDXにてイベントが行われた。

登壇参加した企業は5社で以下の通りだ。

 

MEDICALBIT FOUNDATION:エストニア

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イベントに登壇したのは医薬品業界に携わっているヤマグチ氏だ。

 

プロジェクトの背景

 目標は最先端医療を世界中の人々へ提供することで、日本は医療先進国と言われているが、実際に受けられるのはコネクションを持っている人や裕福層だけとなっているのが受けることができるのが現状になっている。例えば、健康診断などでPET検査薬を使ったがん検診(医薬品を使って体内にあるがん細胞を発光させ画像による検査を行う)を受けていた患者が長年にわたってPET検診を受けていたにも関わらず、末期状態になった時点で発覚した事例で、本来であれば、初期の段階で取り除くことができれば全快することができたが、PET検診には専門医が検査を行っても40%の割合でしか発見する事が出来なく非常に難しいものであるのが現状だ。

 

 また、別の事例では糖尿病がある。

糖尿病には1型と2型の2種類あり、

糖尿病1型と呼ばれるものは、体内から分泌されるインシュリンが少ない場合と糖尿病2型は体内からインシュリンが分泌されているが、効果が効いていない病状だ。特に注意すべきは糖尿病2型であり、体内からインシュリンが分泌されているにも関わらず処方された医薬品のインシュリンを体内に摂取することで、過剰摂取になってしまし思わぬ病気を発症してしまうことがある。しかし、先進医療は日進月歩であるが進歩の期間は非常に早く、すべての医療関係者に知識を共有するのは難しい。

 

プロジェクトの目的とブロックチェーン技術における活用面

 

 そこで本プロジェクトであるMEDICALBITはクラウドネット上に電子カルテのプラットフォームであるAsclepius Networkを構築し医療知識を集積、医療に携わる関係者に最新情報を共有するのが目的だ。この蓄積された電子カルテは1つのビックデータとなっている為、病状や事例を検索にかけることでAIが検索にあった事例を探し出してくれる仕組みだ。また、データ画像認識の技術面においても既にデータの蓄積が始まっている。

 

 ブロックチェーン技術を使用する理由については、一昨年介護記録のデータベースハッキング攻撃を受けランサムウェア(記録データに対してロックをかけ身代金を要求するネットウィルス)に感染してしまった事件が背景にある。医療知識は、人の命に直結する為、情報に真正性がなければならない。したがって蓄積された電子カルテが将来的に容量の大きいビックデータになる為コストであるシステム維持費用が低価格である、改ざんを起こしてはならない。また、最先端の医療を提供している中で医療システムが停止することは絶対に許されない為、改ざんが困難なセキュリティーシステムとシステムが停止しないブロックチェーンが採用された理由だ。

 

スマホ向けのアプリケーション 「ASCAa-personal」

 

この電子カルテプラットフォームのAsclepius Network以外にもプロジェクトがあり、健康アプリケーションが開発されている。このアプリケーションはApp「ASCAa-personal」と呼ばれており、ユーザーがアプリケーションをスマホにインストールしておき、医療検診結果の確認や使っている薬や、特性さらには飲むべきスケジュールなども構成することができる。また、利用している薬を持っていることで飲み合わせが悪い薬を避けることもできる。このアプリケーションに関しては、健康保険組合(健事業や医療費適正化などの保険者機能や医療保険制度の充実・強化に向けた活動を行なっている)の会員、未会員に関わらず幅広く展開していく予定だ。

 

このMEDICALBIプロジェクトでは、現在慶應義塾大学の現役教授が発起人となって活動している。また、ブロックチェーン技術面においては、患者の個人情報の保護と機密性、将来的に膨大なビックデータを蓄積しトレースによる情報検索を容易にする為に利用される予定だ。

 

DORA

 

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イベントでの登壇者はシバ氏

 

DORA

運営しているwebサイトは元々博報堂からの分社で、サイト内容は若者カルチャー向けの動画を文化として配信しており登録ユーザー数250万人を超える。DORAサイト内は主に、若年層が投稿した動画をまとめるキュレーションサイト(まとめサイト)となっており、アキバ系のアニメから制汗剤のキャップの色を変えていくティーンズ系動画を幅広く取り扱っており、それらのユニークな動画をピックアップし内容を記事にして情報発信をしている。

 

海外から見た日本のティーン文化と将来的な海外進出

将来的にはDORA USAを展開し海外へ向けて動画展開を行なっていく予定であると語った。既にアメリカに会社を設立している。

きっかけとなったのはアメリカでの出来事だ、過去における海外から見た日本の文化といえば寿司、芸者、ハラキリといったものが定番出会ったが、近年ハリウッド映画などでは日本を題材にした映画も多くあり日本の題材もガンダムから卑弥呼など日本の文化を深く掘り下げたものが多くなってきている。また、ランチボックスにも“お弁当箱”というワードを使いたいがために、ネットで購入するアメリカ人もいるほどだ。

日本文化については実は、海外でもネットを通じて見られていることが多く、アメリカの現地などでは様々な小難しい質問を投げかけられることが多い、例を挙げれば日本古事記の内容などだ。

そこでDORA USAを設立し、日本国内のポップカルチャー動画を海外向けに発信していく。今現在、既にビジネスの依頼がきておりその中の一つにワシントン州にあるスミソニアン博物館から提携して、同博物館に貯蔵してされている日本刀や葛飾北斎の絵画さらには太平洋戦争時の戦利品などが1万点以上の貯蔵品あるいは展示品に関しての説明動画の作成依頼を受けている。

 

今現在、海外でも日本の商品をネット通販で購入することができるが、その商品が日本でプロダクションされているものなのか?実際の使用感や実用性は海外の人からは実際に購入してみない事にはわからないのが現状だ。そこで、DORAは日本特有のフィギュアやユニークな生活用品などを動画で紹介しサイト内でレビューしユーザーが納得した上で購入することができるプラットフォームを確立することができるだろう。

 

BitOne Trade HK

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登壇者はイシバシ氏

 

Bit One Trade HKの取り組み

 Bit One Trade HKはBit One Groupの子会社の一つで香港を拠点から日本、アメリカ、中国などの一部地域を除いて世界中にグローバルな顧客を持ちながら展開しており、日本国内では東証2部上場をしている。主な業務としてはアセットマネージメントでユーザーからの仮想通貨交換や売買、預かったアセットをハッキングから保護したりしているのが主な業務で、取り扱っているコインについてはアルトコインを中心に、現在51銘柄を取り扱っている。

 

 

 

リテラシー教育への注力

昨年、日本国内の取引所が相次いでハッキング被害を受け暗号資産自体に疑いの目が向けられる中で、仮想通貨に関して正しい情報をユーザー自身で判断しなければならなくなってきている。そのため、判別の知識を提供する為にリテラシー教育を行っていく方針だ。暗号資産を扱うにあたってコールドウォレット(オンライン環境から切断された状態のウォレット)やマルチシグ(1つのパスワードもしくは鍵を複数に分ける)といったセキュリティーを駆使してもハッキング被害から防ぐことはある意味不可能であるとして、一番の防衛策は暗号資産に対する知識であるためリテラシー教育が必要だとしている。

 

デジタル上での情報管理は相応の知識がなければ盗まれてしまうのが一般的ではあるが、それに対してUSBを使ったコールドウォレットや紙に秘密鍵のコードを記入する原始的なペーパーウォレットが安全であるといった“ネット情報”などがあるが、実際銀行に法定通貨を預けたとしても空き巣に入られて通帳と印鑑を盗難されてしまえば同じことである。そのためにセキュリティー会社に加入したり保険に加入したりしている為、暗号資産も法定通貨も、財産や資産を守るためには自身の知識を駆使して防衛に努めるほかないのだろう。無論そのために必要な知識は自ら学ぶ以外他ならないだろう。

 

arbitX(アービテックス)

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登壇者はホンダ氏

コンセプトは一般的な取引所ではなく

arbitex Limitedが運営する仮想通貨取引所で拠点はマルタにあり、将来的にシンガポールと香港で取引所を開設予定だ。arbitXが持つコンセプトは一般的な取引所ではなくニーズに答えられるようなプラットフォームを目指していくのが目的だ。

arbitXにおけるチームはベテランのエンジニアチームから構成されており、中には証券取引所での活動やグローバルブランドのデザイナー、マーケターの経歴を持つメンバーも在籍している。arbitXは2014年から活動を開始している。

パートナーシップにはPLATUNUMとの提携を組んでいる。PLATUNUMは主にブロックチェーンベンチャー企業への総合コンサルティングを行っており、これまでに100以上のブロックチェーンクライアントを持ち、300社以上のプロジェクトをトップランク取引所への上場支援を行っている実績ある企業だ。将来的にarbitXとのパートナーシップにおいて、IEO“取引所へ上場した後でマーケティング“での戦略的に重要なパートナーとなる。

ASD

アメリカで上場していたセキュリティ製品会社からコアエンジニアが独立した会社で、クライアントに日本の主要なパテンドを持っており、現在MasterCardとのブロックチェーン技術における実証実験において中心的な技術を提供している。現在ASDとのパートナーシップにおいてセキュリティーの専門開発部門を設立し、物理キーデバイス(パソコンなどで暗号資産取引を行う際に専用の物理キーを使う)や指紋認証ウォレットの研究開発を行っている。

他にも、先のBitOneGroupとのパートナーシップを提携しており将来的にサービス展開をともに歩んでいく予定だ。

 

 

プラットフォームにおけるシンプルでカスタマイズ性にあふれる特性について

 

株式会社ENCHAIN asia

登壇者は于智为氏

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株式会社ENCHAIN asiaは2018年10月に東京で設立された会社で、事業内容としてはブロックチェーンベンチャー企業などに向けて、経済システム設計やプロジェクトサポートなどのコンサルティングを行っている。その他にも開発・運営技術サポートや企業登録・法律支援・人材紹介などの企業向けの支援活動も行なっている。

 

プロジェクトサポートの実例

パブリックチェーンBUMOや数十万ユーザーを保有し、レベル・フェスの主催も行なっている中国大手の音楽総合会社、ブロックチェーンゲームシステム、ブロックチェーンコンテンツ配布システムなど多方面でプロジェクトのサポートを行なっている。

 

ENCHAIN asiaは中国にある非営利機関の通称連盟にも加盟しておりこの期間には投資ファウンド、技術企業、大学研究期間が加盟しており、お互いに不足している知識や技術などを補いながら活動している、この機関の中でENCHAIN asiaは一般企業向けにブロックチェーン技術の導入に尽力している。

 

将来的な新しい計画 BAO

 

ENCHAIN asiaでは、BAOという新たな計画をしている。BAOとはデジタルアセットプラットフォームの略称で、具体的な内容としては個人ユーザーや、投資家、企業といった幅広い層に向けて、ブロックチェーンシステムを気軽に設計、開発が行えるプラットフォームを作成する予定だ。BAOはブロックチェーンシステムを開発する上で必要なツールやマニュアルなどをあらかじめ用意することで、専門的な知識がなくてもユーザー好みのシステムを構築することができる。

このBAOシステムツールは先に語った通証連盟のシステムのベースとなる予定だ。

 

ブロックチェーンの導入を考えている企業は、日本国内でも非常に多いが実際にブロックチェーンシステムを導入するにあたって、費用対効果や実際の運用の実例がなく、導入コストもかかるため手を出しづらいのが現状だ。しかしBAOツールを利用することで、ブロックチェーンシステムの運用に関する見通しが付きやすくなるだろう。また、システムをユーザーに合わせるために専門知識が必要になった場合でも、BAOユーザー側はコンサルを行う会社から明確な改築要求をすることができる。

 

 

ITADAKI-MASU COIN PROJECT

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登壇者は大森氏

このプロジェクトは、世界の食料安全保障と栄養の現状において問題視されている人口爆発、環境問題において 耕作放棄地と担い手の不足の解決に焦点を置いている。

具体的には3つのコンセプトから構成されている


いただきますコイン

 

いただきますコインプロジェクト

 

ファーマーズエコシステム

 

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プロジェクトの全体概要図

 

現在、世界統計で9人に1人が飢えに苦しんでいるのが現状で、日本国内では飽食状態ではあるが、食料のほとんどを輸入に頼っている。そのため国内の農作地は耕作放棄地の増加と農業の担い手が減少しており、国内の食料需給率が悪化している。そこでITADAKIMASU PROJECTでは、耕作放棄地への投資あるいは借地延長を行い、荒れた耕作地の再生をするとともに減少している担い手の教育支援も行なっていく。プロジェクトへの出資者に対しては、このプロジェクトで生産された農作物をECサイトで購入したり、提携しているレストランを利用したりすることもできる。

 既に耕作地の再生や農作物の生産などが開始されており、実例を上げれば東京商工会議場で、実際に生蜂蜜やプリンなどをトークン決済で購入するが可能となっている。

 

プレゼンテーションの最後には添加物を使った実験が行われた。

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年始の一月とだけあってイベントでは新年会も兼ねた食事会が開かれた。

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また、テーブルに並べられた料理は全てイベント会場内のキッチンで調理され、食材にはITADAKI-MASU COIN PROJECTで生産された食材も使用されている。