海外メディア「Trustnodes」が26日に公開したデータによると、直近3カ月でERC20トークンの時価総額が上昇しているという。イーサリアムの価格は低迷する中、Trustnodesが公開したデータは驚きのデータだったと言えるだろう。


直近3カ月のERC20の時価総額は上昇

ERC20トークンとは、イーサリアムのブロックチェーンを利用して発行された仮想通貨のことである。簡単に発行でき、汎用性も高いことから、2017年のICOブームを牽引してきたと言われている。Trustnodesが公開したデータによると、直近3カ月のERC20トークンの時価総額は2000億円ほど上昇しており、価格が低迷しているイーサリアムと対照的な推移となった。同メディアは、これに関し、一部のプロジェクトが成功していると分析している。ICOプロジェクトは今年の価格低迷により、9月には多くのプロジェクトが資金を維持するために換金していると報道があった。


Investinblockchainは過小評価されているERC20トークンを発表

Investinblockchainは長期的にみて過小評価されている5つのERCトークンを発表した。発表されたのは、OmiseGo (OMG)、0x (ZRX)、Basic Attention Token (BAT)、WaltonChain (WTC)、IOST (IOST)だ。0xは、今月12日、米大手仮想通貨取引所コインベースに上場することが決定し、価格が上昇した。Basic Attention Tokenは無料のインターネットを提供することを目的とした一風変わったプロジェクトだ。その中でもBasic Attention Tokenの提供するブラウザが注目を浴びており、その機能はChromeの2倍、モバイルブラウザの最大8倍をほこる。Google Play Storeでは1,000万回以上のダウンロード、ユーザー数はすでに400万人を超えている。イーサリアムの価格が低迷を続ける中、ICOは昨年に比べて激減したと指摘されている。しかし、Trustnodesが分析するように、一部ではあるが成功しているプロジェクトも存在し、むしろその規模は拡大している。Investinblockchainが発表した長期的に有望な銘柄は、そのどれもが実際のユースケースを持つものが多い。また、ナスダックは仮想通貨を有価証券として発行するセキュリティー・トークン・オファリング(STO)の準備を進めていることが報道されており、ブームが去ったと言われるICO業界は変革期を迎えているのかもしれない。