仮想通貨ベンチャーキャピタル「クリプトオラクル(CryptoOracle)」創始者、ルー・カナー氏は、ビットコインは金よりも優れているとCNBCの番組内で発言した。直近では、クルーグマン教授も同じ主張をしている。


ビットコインはゴールドよりも優れている

ビットコインはその希少性や価値の保存の手段として、ゴールドと比較されることがある。専門家や投資家の中でも、ビットコインがゴールドの役割を果たすと主張しているものは多い。さらに、将来はゴールドよりも価値が高まると主張する専門家もいる。CNBC「The Coin Rush」に出演したカナー氏もその一人だ。同氏は、ビットコインがゴールドと比較して、機能面で優れていると主張。すぐにではないが、ゴールドを価値の保存手段と考えている人々が、ビットコインに切り替えるかもしれないとの見解を示した。また、現在のビットコインのボラティリティーは、新興市場にはよくあることだという。市場が成熟すれば、将来的にボラティリティーの問題は解決するとみているのだろう。


クルーグマン博士も同じ見解を示す

直近では、ノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマン教授も同じ見解を示している。クルーグマン教授は、仮想通貨懐疑派として知られる人物だが、ビットコインについては金よりも有用性があるかもしれないとの見解を示した。カナー氏の見解と異なるのは、ゴールドのマーケットシェアを侵食するという点のみだ。ただ、クルーグマン教授はビットコインの問題についても指摘。トランザクション問題が解決できなければ、有用性はないとの見解をNYタイムズに寄稿した。


「デジタルゴールド」の議論

このように、ビットコインとゴールドの関係性については、現在も専門家たちの中で議論されている。また、「ネット上でゴールドの役割を果たす」ことからビットコインを「デジタルゴールド」と呼ぶものもいる。上に挙げた2名以外では、ツイッターCEOジャック・ドーシー氏が「デジタルゴールド」支持者として有名だ。