中国の取引所で、世界最大規模を誇るバイナンスの前期利益がおよそ330億円に達した。CEOザオ氏がブルームバーグのインタビューで答えた。また、同氏は、先日「平成30年7月豪雨」と名付けられた西日本の洪水被害におよそ1億1000万円を寄付するとツイートしている。

 

バイナンスの前期利益が330億ドルに 当期1100億円を目指す

バイナンスCEOザオ氏は、同社の前期の利益が330億円にのぼることを明らかにした。さらに、同氏は、2018年中に純利益およそ550億円(5億ドル)から1,100億円(10億ドル)を目標にしている。2018年3月時点で、ブルームバーグが発表した日ごとの収益はバイナンスが世界1位となっており、このまま行けばザオ氏の目標は達成され、バイナンスは改めて世界1位の取引所となる。

 

世界に影響を与える取引所にまで成長

バイナンスがここまで規模を拡大できたのは、手数料の安さと取り扱い通貨の多さに因るのが大きい。取引手数料は0.1%と日本国内の取引所と比較すると割安で、取り扱い通貨は200種類近くに及ぶ。国内の取引所では、多くて10種類なので、その差は歴然だ。また、バイナンスは自社で「バイナンスコイン」というトークンも発行しており、これを使えば手数料はさらに半額になる。時価総額の低い仮想通貨がバイナンスへ上場すると、価格が高騰することで知られており、今やその影響は世界的なものになっている。これらは全てグローバルレベルでユーザーのニーズに的確に答えてきた結果とも言えるだろう。今後は分散型取引所(DEX)の設立も発表されている。

 

ザオ氏が平成30年7月豪雨に寄付

先日、「平成30年7月豪雨」と名付けられた西日本の洪水被害に、ザオ氏がおよそ1億1000万円の寄付をするとツイートした。10日時点で被害は、死者126人、行方不明者79人と発表されている。また、ザオ氏は寄付するだけではなく、他にも協力者がいないかツイッター上で呼びかけた。