もう一つの新しい通貨

 Rippleは新しいバーチャル通貨XRPも派生した。CEOのラーソンは、会社が1,000億単位のXRPを創造した、総量が変化しない、外部へ75%発行し、会社の日常運行を維持する為に25%を保留すると述べた。

 この通貨はどう使用されるのか?

 例えば、あなたのRippleアカウントに人民元があるが、ドルがない、この時にあなたはアメリカの友人に100ドル送金しないといけない。この場合、Rippleプラットフォームにログインして、アカウントにある人民元をXRPに両替してからXRPをアメリカの友人に振り込めば、相手がそのXRPでドルに両替できる。

 では、1元の人民元でどれだけのXRPが両替できて、1ドルでどれだけのXRPが両替できるのか?XRPの総量はもう変化することがないのだが、両替する価格は変わる。1個のXRPは今日で5元だが、明日になると6元まで上がるかもしれない、但し、現在の価格で自由に両替できる。

 また、一件の取引を設定するたびに少しのXRPが消耗される。ラーソン曰く、これは安全なやり方である。大半の取引金額がさほど大きくないので、見た目は若干の取引料金を支払わないといけないようだが、これは悪質な大口の取引によるリスクを防止するためである。

 避けられないリスク

 バーチャル通貨は架空で生成され、あらゆる法的通貨とリンクせず、価格は供給と需要の関係と心理的の予期に決められるしかない。

 分かりやすく言うと、XRPは両替の媒介の役割と果たしている。この点について、XRPとビットコインは同様であり、株式と類似している。ビットコインが暴落している時に、たくさんのビットコインのファンがRippleに殺到した。2013年5月のXRP価格は一時2セントまで近づいたが、現在は0.54セントしかない。

 すると、XRPの価格は倍増、半減、ゼロに戻る繰り返しであるといたずらでまとめて予測するユーザーがいる。例えばRippleのメンバーに戦略分岐、取引システムの重大な抜け穴、ハッカーに攻撃されたが発生した時に半減となり;リスク投資の加入、メディアによる宣伝、公衆に普遍的に受け入れられたときに倍増する;それから、強力機構に調査され、市場に淘汰された時にゼロに戻る。

 そうすると一つの問題が現われた、であればこのようなバーチャル通貨自身に価値がないのに、どうして人々は価格が常に激変している通貨を受け入れたのか?一部の人による価格変化に対する操縦をいけにコントロールするのか?

 バーチャル通貨の安全問題はずっと人々が気になる焦点である。ハッカーはこの方面では決してアマチュアではない。

 2013年、アメリカビットコインコラムで、「3万個のトークン(XRP)を買ったばっかりで、散歩から戻ってきたら、ウォレットが空っぽになった。」と書き込んだユーザーがいた。「何日かRippleのサイトにログインしなかった、今日ログインしてみたら、元々20万もあったウォレットに62個のトークンしか残っていない」と書き込んだユーザーもいた。

 ここでは抜け穴が現われた。Rippleは匿名アドレスを採用しており、しかも遡ることができないので、お金が一体ここに行ったのか、検証することができない。

 バーチャル通貨の安全は、研究開発者とハッカーの知恵の戦いでもあると言える。Rippleはグローバル化の支払いネットワークになろうと思えば、恐らくたくさんの試練と建設を経歴しないと、よりいいユーザー体験ともっと安全な資金保護を提供することができないと思われる。

 もう一つの厳しい現実は、法的通貨を持っている政府と気候がバーチャル通貨が取引市場を混乱させるのを無視するのか?実は、トーマスでさえ同じことを考えている、大手銀行はどうしてRippleのようなプロトコルと連携するのか?政府はRippleのようなバーチャル通貨にストップを掛けるかどうか?

 もちろん、トーマスにとっては、Rippleには自分なりの優位性があり、上記の問題を解決することもできる。しかし、一つの通貨金融体系は、自分の力だけでいきなり転覆できるものではない。Rippleが構想した開放的で自由な支払の将来は、依然として難航している途中にある。