ビットコインを支えるオープンソフトウェア「ビットコイン・コア」の大幅なアップデートが8日に実施されることが判明した。現時点では、通貨の分岐はないようだ。3日にコインデスクも報じている。


ビットコインが17回目のアップデートへ

3日、コインデスクが報じたところによると、ビットコインの基盤となるオープンソフトウェア「ビットコイン・コア」の大幅なアップデートが行われる。一番の目玉は、「新しい言語」の追加だ。その他にスケーラビリティの向上、取引手数料の減少させることができるという。


ピーター・ウィリー氏による「新しい言語」の提案

今回のアップデートの目玉は、過去にSegwitなどの開発に携わってきたピーター・ウィリー氏による「新しい言語」の追加だ。現在はビットコインを送受金する際に使う公開鍵と秘密鍵を「募金」や「貯金」といったようにユーザーがラベル付けできるようになり、セキュリティーが高まるという。


Partially Signed Bitcoin Transactions(PSBT)

アンドリュー・チョウ氏が提案し追加される機能は、Partially Signed Bitcoin Transactions(PSBT)と呼ばれるオフライン取引をサポートする機能のようだ。仮想通貨をオフラインで保管するハードウェアウォレットのサポートを促進する役割があるという。チョウ氏は以下のように述べている。

「PSBTは、ビットコイン・コアがより簡単にハードウェアウォレットのサポートを行えるようにし、ウェブからに隔離されたオフラインウォレットの設定を向上させる。私は、PSBTを使用して、ビットコイン・コアにおけるハードウェアウォレットのサポートを推し進めているところだ」

ハードウェアウォレットは、ウェブにアクセスしないため、セキュリティーが高いメリットがあるが、互換性が低いのがデメリットでもある。PSBTはそのデメリットをなくすのが狙いだ。


ビットコインの問題

ビットコインは、始まりの仮想通貨であり、時価総額も長い間1位を獲得している。しかし、未だに実用段階には至っていなく、ビットコインを批判する専門家の多くは、実用性の低さを批判している。今回のアップデートも含め、今後の開発でどれだけビットコインが安全で実用的になるのかは、根本的な課題となっている。