仮想通貨市場は、2週間以上新高値・安値を更新することのないレンジ相場が継続している。ブルーバーグの報道によれば、ビットコインには売られすぎのシグナルが点灯しているという。


仮想通貨市場の動向とドミナンス推移

今週は、ビットコインETFに進展のあった週であった。23日には予定されていたProshares社のビットコインETFが否決。さらに本来は、9月15日、21日に予定されていたGraniteShares社、Direxion社のETFも一挙に否決された。しかし、本日になり状況は一転。23日の否決は再審査されることになった。ETFの可否判断は価格に影響を与える材料として注目されていたが、影響は限定的だった。そのため、ビットコイン市場は、今月8日以降、6000ドル~6500ドルを行き来するレンジ相場が継続している。アルトコイン市場も、大きな動きはなく、来週以降も引き続きこのレンジをどちらに抜けるのかが、投資家の注目ポイントとなりそうだ。コインマーケットキャップによるビットコインドミナンスも24日時点で53%台を記録しており、ビットコインの取引が多い状況が続いている。


ビットコインには売られすぎのシグナル点灯も

そんな中、ビットコインには売られすぎのシグナルが点灯し、近いうちに価格が上昇する可能性があるという。23日、ブルームバーグが報じたところによれば、「GTI VERA Convergence Divergence Indicator」という指標が売られすぎを示唆しており、近々トレンド転換が起こるかもしれないとのことだ。GTI VERA Convergence Divergence Indicatorは「Volatility Explosion Relatively Adjusted theory」という理論により、移動平均線で相場の買われすぎ・売られすぎを計るテクニカル指標だ。前回、このシグナルが点灯した翌月には、ビットコインの価格が39%上昇した。このテクニカルが正しければ、9月以降のビットコイン市場が上昇していくかは注目だろう。


ビットコインETFの行方

24日にビットコインETF可否判断結果が保留にされたことにより、引き続きSEC(米証券取引委員会)の動向は、メディアで注目を浴びそうだ。また、9月30日には、SoildX/VanEck版ETFの可否判断も控えている。直近では、これらのETFの可否判断が相場の価格に影響を与えるものとして注目されている。