米大手取引所コインベースは26日、仮想通貨XRP(リップル)を上場することを発表した。米国ではXRPの発行についてリップル社に対し集団訴訟が起きている。


XRPがコインベースへ上場

コインベース公式の発表によると、XRPの上場は4段階に分けて行われ、最初から全ての取引を行えるわけではないとのことだ。まず、本日(米国時間10時)からコインベースプロへの送金が可能に。顧客はまだ注文できない。「ポストのみ」と呼ばれる次のステージで一部マッチングが利用できるとのこと。3段階目の「リミットのみ」ではマッチングの一部を利用できるが、マーケットのオーダーはできない。そして、その後にリミット、マーケットへのオーダー、ストップオーダーといった完全なトレードを行えるようになるとのこと。取引は米国、イギリス、カナダ、シンガポール、オーストラリア、EUの一部で開始され、BTC、米ドル、ユーロのペアが提供される。なお、これらの段階的な上場プロセスについては、コインベースに預けられたXRPが一定量に達した場合、段階的に実施される模様だ。


XRP高騰も「サプライズではない」 調査会社Diarの見解

XRPのコインベース上場は、過去に署名運動も起きており、顧客から一定のニーズがあることが伺える。しかし、米国ではリップル社に対し有価証券を巡る集団訴訟が起きており、XRPが有価証券に該当するか否かの議論は現在でも続いている最中だ。同通貨の価格は発表を受け、25日0時頃から2時間のうちに価格が9%ほど高騰。調査会社Diarは同日に緊急のレポートを発表し「サプライズではない」との見解を示した。それによると、コインベースへ出資する「デジタル・カレンシー・グループ」が投資している仮想通貨を上場させるのは当たり前とのことだ。また、リップル社ディレクターを務めるEmi Yoshikawa氏はツイッター上で「米CoinbaseがXRPをListingするとのニュースが出ました。全世界ですでに100以上の取引所でXRPは取引されていますが、Coinbaseのように大手でかつ規制当局との連携にも積極的な取引所でのListingは嬉しいニュースです。XRPのさらなる流動性向上が期待されます」とコメントを発表している。