15日のビットコイン市場は、日付が変わった0時頃から価格が急落。午前4時頃に節目であった6000ドルを割り込み、19時に5500ドルの安値をつけた。


ビットコインが節目であった6000ドルを割り仮想通貨市場全面安

今年に入り、仮想通貨市場の低迷が続く中、いくどもサポートされてきたビットコインの6000ドルは専門家からも重要な価格帯として注目されてきた。しかし、15日未明にサポートが決壊し、15日の仮想通貨市場は全面安の展開となった。仮想通貨市場全体の時価総額は1日で3兆円ほど減少している。


価格暴落の背景に複数の指摘

今回の価格下落の背景は、専門家の中でも意見が別れている。仮想通貨投資ファンドを務めるブライアン・ケリー氏はCNBCの番組内で、16日に控えるビットコインキャッシュのハードフォークを挙げた。2017年11月13日にもビットコインキャッシュはハードフォークを実施、その前日ビットコインの価格は暴落した。同じく仮想通貨投資ファンド、コインシェアーズのデミオ氏も、ビットコインキャッシュのハードフォークへ向けて機関投資家がリスク削減を行っているため、価格が下落していると指摘した。仮想通プラットフォームを提供するeToro社アナリスト、マイティ・グリーンスパン氏は、米国株式の連動を要因に挙げている。14日(日本時間深夜)のダウ平均株価はおよそ200ドル下落しており、6日以降回復傾向にあったが、今週に入って世界の株式市場が軟調な展開となっている。また、9月からビットコインの価格下落を予想していた海外の有名投資家ウィリー・ウー氏は、短期的に4400ドルまで下値の余地があるとツイート。来年第2四半期まで価格の低迷が続くかもしれないとツイートしている。ビットメックスCEOは3000ドルから5000ドルが底値になると以前予想しており、これらの専門家の見解を聞く限りではまだ安値を更新する可能性はありそうだ。昨年の11月はビットコインキャッシュのハードフォーク以降、価格が回復したこともあり、明日に控えるハードフォーク実施後の相場動向に注目だろう。