17日まで堅調な推移をしていた仮想通貨市場だが、17日夜から18日午前まで下落した。しかし、レンジの範囲内で収まっている。


仮想通貨市場は下落もレンジの範囲内に

ビットコインは、17日夜までに6500ドル付近で取引されていたが、その後急落。18日午前までに6200ドルまで値を下げた。短時間での下落であったが、9月8日につけた安値より高い価格で推移されており、レンジの範囲内にとどまっている。コインマーケットキャップによるビットコインドミナンスは、およそ56%で依然高水準だ。アルトコインもビットコインと同じような動きをしており、下落はしたが9月のレンジの範囲内での推移だ。仮想通貨市場は、その後18日のニューヨーク時間(日本時間21時)に入ると、仮想通貨市場全体の価格は回復している。


ビットコインのレンジ

ここ数カ月間、ビットコインは6000ドルの安値をつけた後に反発するという動きを繰り返している。まず、最初は6月28日、5800ドルの安値を記録し、その後、6800ドルを突破するのに1か月かかった。次が8月14日につけた安値5800ドル、その後は約2週間で6800ドルを突破している。このように、ここ数カ月は、安値をつけてからは6800ドルの突破に苦戦をしており、今回も6000ドル~6800ドルはビットコインの価格推移のめどになるだろう。なお、直近でつけた安値は、9月8日につけた6100ドル付近だ。米の著名投資家、マイク・ノボグラッツ氏は8日すでに安値をつけたと発言し、先週話題となった。


直近のニュース・今後の材料

直近の材料としては大きなニュースはなく、多くの専門家・投資家たちは9月30日に可否判断が下されるVanEck/SoildX版ETFの動向に注目している。これは、2019年2月まで可否判断が延期されるのがコンセンサスとなっているが、万が一承認された場合、仮想通貨市場における初のETFが認可されることになり期待が大きい。その他では、ナスダックがCinnoberを買収する計画が発表されており、大手金融機関が仮想通貨市場へ参入する報道が目立つ。引き続き世界各国の規制動向や既存の金融機関・銀行に関するニュースには注目だろう。