仮想通貨取引所の基軸通貨は、ビットコインだと言える。ビットコインが基軸通貨となり得たのは、最初に世界に広がった通貨であり、ブロックチェーンやマイニングなどビットコインを基にした仮想通貨が多く作られたためだ。

 

また、ビットコインは決済手段としても多くのアプリやウォレットが対応していることもあり、登場から10年近くたった今でも市場に残り続けている。

 

しかし、最近ではビットコインキャッシュを基軸とした仮想通貨取引所に加え、ドバイにおいてはリップルを基軸通貨とした仮想通貨取引所が設立されることが発表されている。

 

・リップル基軸の仮想通貨取引所について

ドバイで設立される仮想通貨取引所DCEX は、アルファポイント社が出資を行っており、リップルを基軸通貨とした仮想通貨取引所になる予定だ。

 

リップルは国際送金のためのプラットフォームであり、世界各国の金融機関をはじめ、大手証券会社などとも提携を行っている。また、リップルの機能としてブリッジ通貨の役目を果たすことが可能であり、リップルのデータ処理能力であればスケーラビリティ問題を起こすこともないだろう。

 

仮想通貨取引所DCEX がプロジェクトとして成功すれば、今後リップルを基軸通貨とする仮想通貨取引所は続々と増加していくと予想できる。今後の DCEX の動向は、要チェックだと言えるだろう。

 

・ビットコイン基軸からの移行について

 

仮想通貨市場において、ビットコインが基軸通貨となっていることは、ビットコインよりもすぐれた通貨が存在する状態であることからプラスの状況とは言い難い。

 

つまり、仮想通貨市場としては、ビットコインに代わる仮想通貨を求めており、徐々に新しい仮想通貨取引所はビットコインに重点を置かない姿勢を見せつつある。

 

ビットコインの市場での立ち位置は、しばらくは変わらないだろう。しかし、仮想通貨市場が求めている役割は、ビットコインでは果たすことができない。そのため、今後ビットコインを基軸通貨としない取引所は徐々に増加するだろう。