28日の仮想通貨市場は前日と打って変わって調整の展開に。しかし、下値は底堅く高値圏での揉み合いとなった。トピックとしては仮想通貨投資会社の価格予想や、参議院議員藤巻氏の発言などが話題となった。


28日の仮想通貨市場

28日のビットコインは日付が変わってすぐに8900ドルの高値にトライするもその後反落。日中は一時8560ドルの安値を記録した。ただ、下値も堅くおおよそ8600ドルが短期的なサポートに。9000ドル節目ということもあり、下値で買われ再び高値にトライするのか注目したいところ。主要なアルトコインはおおよそビットコインに連動した形で、高値から反落した動きとなったが、イーサリアム、リップル(XRP)はビットコインよりも小幅な下落にとどまっている。特に、XRPに関しては50日移動平均線と200日移動平均線のゴールデンクロスが話題となった。コインマーケットキャップによる市場全体の時価総額は29.9兆円で30兆円を目前に。ビットコインは反落したものの、市場全体の動きとしては年初来高値の水準で横ばいとなった。


28日のトピック

トピックとしては、仮想通貨投資企業ケネティック・キャピタルのジェハン・チュー氏のインタビューが話題に。同氏はブルームバーグのインタビューに応え、ビットコインが年末までに300万円(3万ドル)に到達すると発言。先週、話題となったフェイスブックの参入などを価格上昇要因として挙げた。その他には、参議院議員藤巻の発言が話題に。同氏は仮想通貨推進派として、議会で積極的に規制の整備の重要性を主張している人物。28日はツイッター上で「マーケットの厚みを増す点、ハッキングの被害を最小限にできる点、税金の面からもETFは望ましいと思っていた。昨日の会合で、何が導入の障害になっているのかを理解した。今週木曜日の財政金融委員会で聞くこととする」と発言。30日に開かれる財政金融委員会でビットコインETFについて質問することを明かした。現在、米国におけるビットコインETFの可否判断が注目されているが、国内では初の事例であり、今後メディアで注目を浴びる議論となるかもしれない。