20日に行われたソフトバンクグループの株主総会で、会長兼社長の孫正義氏が仮想通貨に対し否定的な見解を示した。しかし、ブロックチェーン技術には好意的な考えをもっているようだ。ソフトバンクだけではなく、世界の企業のCEO達は、これまで仮想通貨に対し様々なコメントを残している。

 

 

孫正義氏が仮想通貨に対しコメント

孫氏は、株主の質問に対し、仮想通貨は「実態よりも投機的な価値が先行している」と批判した。少しニュアンスは違うが、アリババ会長であるジャック・マー氏も仮想通貨が投機の的になっていることを批判している。今後、仮想通貨がいかに実用的な価値を見出すかは、根本的な課題ともいえるだろう。

 

 

ブロックチェーン技術は好意的な意見も

ジャック・マー氏は「ビットコインはバブル」と切り捨てた一方、孫氏はブロックチェーン自体には好意的な見解を述べている。先月、ソフトバンクと米クラウド・マインズ・テクロノジーはブロックチェーン利用した認証ソリューションを共同開発したと発表したばかりだ。孫氏は同株主総会でも「始まったばかりの技術」と述べ、今後もブロックチェーンを使った技術に取り組む姿勢をみせた。

 

 

企業リーダー達の発言

世界的企業のCEOの間でも仮想通貨に対する意見が分かれている。ツイッターCEOジャック・ドーシー氏は「ビットコインは世界共通通貨になる」と発言しメディアを騒がせた。また、今年開催されたコンセンサス2018にも出席した。ペイパル創業者、ピーター・ティール氏は「ビットコインはデジタルゴールドになる」と発言し、両者はビットコイン支持者として有名だ。一方、5月には、マイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏がビットコインを批判し話題にもなった。

 

 

仮想通貨をどのように利用していくのか

フェイスブックは独自の仮想通貨を発行するのを検討しているとも報じられている。今後も既存の企業が、ブロックチェーン、および仮想通貨をどのように利用していくのは関心の的となるだろう。