16日の仮想通貨市場は調整の展開ながらも引き続き下値は堅い。直近ではトレンド転換の指摘が相次ぐなど、引き続き相場動向が注視される。


16日の仮想通貨市場

ビットコインは11日に高値をつけて以降、本日まで調整の展開が継続。16日は終値ベースでほとんど動かない展開となった。2日の高騰以降、高値は5400ドル、下値は4800ドルから5000ドルで推移。現在は節目となる5000ドルをサポートにしているので、明日以降も注目だろう。本日は主要なアルトコインもビットコインに連動したかたちとなったが、ビットコインキャッシュだけ一時上昇をみせた。これはバイナンスがビットコインキャッシュSVを上場廃止したことが関係している。コインマーケットキャップによる市場全体の時価総額は19.1兆円で推移。週をとおしてみれば横ばいの動きが継続している。


16日のトピック

本日はバイナンスのビットコインキャッシュSVを上場廃止にした発表が話題に。また、国内取引所SBIバーチャルカレンシーはビットコインキャッシュの取り扱いを廃止することを発表した。事の発端は12日、ビットコインキャッシュSVを率いるクレイグ・ライト氏が、「ライトニング聖火リレー」を始めた@hodlonaut氏に対し訴訟を起こすと脅迫を始めたことがきっかけ。これにバイナンスCEO、ザオ氏が激怒し、同日にはビットコインキャッシュSVの上場を廃止することを示唆していた。同通貨は昨年11月、ビットコインキャッシュがハードフォークして誕生した。当時、ビットコインキャッシュABCとビットコインSV派で激しい対立があり、ライト氏はABC派を攻撃する旨をツイートしていた。また、バイナンス以外では「シェイプシフト」もSVの上場廃止を発表。さらにクラーケンでも廃止を巡りアンケートが実施されている。しかし、ネット上では一部で取引所主導の廃止運動に批判の声も出ているようだ。ここ数日間の相場下落は、この「ビットコインキャッシュSV騒動」が要因になったとする向きもあり、明日以降も注目のトピックとなるだろう。