26日のビットコインは、前日比でプラスに転じる場面もあったが、引き続き上値が重い展開が続いている。現時点で25日の3700ドルが安値になっており、数日間はサポートの攻防が注目されそうだ。


26日の仮想通貨市場

26日の仮想通貨市場は、ビットコインが前日比で一時プラスに転じる場面もみられたが、ボラティリティーは高く、上値は重い展開が続いている。24日、4500ドルからビットコインは下落を開始。25日の早朝から下落のスピードを早め、同日に夜に一時3700ドルを割り込んだ。しかし、そこから価格は反発。26日は4200ドルまで上値を伸ばした。今後、数日間は、25日につけた安値3700ドルを割り込んでさらに下落するのかが焦点になるだろう。また、上値が重い展開が続いているため、4000ドルの節目を超えられるかもポイントになりそうだ。市場全体の時価総額は、25日より回復し、およそ14兆円で推移している。仮想通貨トレーディング企業「ジェネシストレーディング」のマイケル・モロ氏は、ビットコイン3000ドルが底になると述べており、引き続き重要な価格帯として注目だ。


強気の専門家らの見解

市場が大幅に下落したことにより、連日メディアでは様々な専門家の見解が紹介されている。しかし、足元では弱気相場が続いているものの、専門家らは前向きだ。直近では、仮想通貨決済大手ビットペイ(BitPay)の幹部、ソニー・シン氏がブルームバーグのインタビューに応え、19年末の価格を15000ドルから20000ドルと予想した。また、米著名投資家マイク・ノボグラッツ氏も、19年第一四半期までに市場は反転するとの見解を示しているフィナンシャルタイムズが報じている。両者とも、価格の上昇の要因は大手金融機関や、それに伴う機関投資家の参入を挙げている。最近では、ビットコイン価格の低迷によりマイニング企業の破産申請なども報じられているが、今年話題になっていたポジティブな材料で市場は再び浮上することができるだろうか。相場が落ち着くまでは、引き続きその動向が注目されるだろう。