香港一の大富豪として知られる李嘉誠(レイ・カーセン)氏がBakktのシリーズA資金調達ラウンドを通じて出資したことが判明した。EJ Insightが報じた。


香港一の大富豪がBakktへ出資

BakktはシリーズAラウンドで総額およそ200億円の資金を調達。その中に香港一の大富豪として知られる李嘉誠氏が設立した投資ファンドが含まれていることが明らかになった。同氏はForbesの「世界の大富豪ランキング2018」で46位にランクイン、推定資産は307億ドルで「スーパーマン」の異名をもつ。また、同氏のファンドであるホライゾン・ベンチャーズは、これまでビットコインに関する企業へ出資を行っており、BitPay、 Blockstream)社などに関与してきた経歴を持つ。出資企業はその他にボストンコンサルティンググループ、マイクロソフトのベンチャーキャピタルアームM12、フィンテック企業PayU、ギャラクシー・デジタル、ICO、ホライゾン・ベンチャーズ、パンテラキャピタルなどが報じられている。大富豪ランキングにランクインする程の投資家から出資を受けたことは、Bakktにとってポジティブなニュースであった。


Bakktの動向

BakktはNYSE(ニューヨーク証券取引所)、その親会社であるICEがてがける仮想通貨取引プラットフォーム。今月末にはビットコイン先物をローンチする予定であり注目を集めている。さらに、このビットコイン先物はビットコイン現物引き渡しのため、専門家からは市場価格上昇材料として指摘されている。ファンドストラッド社トム・リー氏は、Bakktの先物ローンチにより、ビットコインの価格は上昇するとの見解を示している。本来、先物のローンチは1月24日に予定されていたが、米国の政府機関が一部閉鎖されたことから、日程が数日ずれ込むとの観測記事が報道されている。公式側は12月31日にローンチ日程は「年初に明らかにする」と述べていたが、現段階で発表されていない。今回は李嘉誠氏以外に、米著名投資家マイクノボグラッツ氏が運営するギャラクシー・デジタルも名を含めている。