数日間小康状態が続いている仮想通貨市場だが、18日は小幅に下落した。トピックとしては、リップル社のxRapidの動向が入ってきている。


18日の仮想通貨市場

ビットコインは日付が変わり3720ドルの高値をつけそこから反落。終値ベースでおよそ100ドル安となっており、前日比-1.5%の下落となった。14日より、下値が3600ドル、上値が3800ドルのレンジで推移、チャート上では「三角保ちあい」を形成しており、今後価格が上下どちらかに動く可能性も指摘されている。アルトコインもビットコインに連動してつれ安の展開に。また、XRP(リップル)に関しては早朝にコインチェックでの価格が一時35円から30円台まで6%ほど急落した。コインチェック以外では価格の下落が確認されておらず、コインチェックのレート提供元になっている海外取引所Poloniexが緊急メンテナンスを実施したのが要因になったと指摘されている。市場全体の時価総額は13.3兆円で推移。時価総額でみると、前日比でほぼ横ばいの動き推移が続いている。


18日のトピック

18日はリップル社のxRapidの動向が話題となった。英国際送金企業、MercuryFXは同プロダクトを使った国際送金に成功したと発表。従来のSWIFTを使った送金に比べ手数料は79.17ポンド(約1万1200円)、送金時間は31時間削減できたとのこと。先日は、英Euro Exim銀行も第一四半期をめどにxRapidを使った国際送金を開始することを発表しており、週を通してリップル社の動向が目立った。xRapidは実際に仮想通貨XRPを使用するため、価格への影響度も高いとされている。その他に、米国の新たな仮想通貨取引所ErisXの取締役に、イーサリアム共同設立者ジョセフ・ルービン氏が任命されたことが報道。ErisXはウォール街大手金融機関フィデリティやナスダックのほか、マネックスグループから出資を受ける今年注目の企業のひとつ。先月には資金調達ラウンドシリーズBでおよそ31億円の調達に成功した。現物取引だけではなく、ビットコイン、イーサリアム、ライトコインの先物取引を今年前半に開始する予定で、仮想通貨市場とデリバティブ市場を統合し強固なマーケットを構築するという向きもある。