ブルームバーグが報じたところによると、世界第2位の規模を誇る証券取引所ナスダックがビットコイン先物を上場させる準備を進めているという。28日の仮想通貨市場は大幅に反発しており、一部ではこの報道が上昇要因になったとの指摘がある。


ブルームバーグがビットコイン先物を上場か

ブルームバーグは関係者筋の発言として、ナスダックが2019第一四半期を目途にビットコイン先物を上場させる準備を進めているという。現在は米商品先物取引委員会(CFTC)と上場へ準備を進めているとのことだ。今回の報道は、ブルームバーグが関係者筋の発言として伝えているため、まだ確定した事実ではないが、以前から市場参入に積極的な姿勢をみせてきたナスダックの動向は引き続き注目となるだろう。


ナスダックの動向

ナスダックのビットコイン先物上場が報じられたのは、2017年CMEとCBOEの先物が上場された直後のことだった。それ以降は観測記事も含め、様々なメディアでナスダックの報道が報じられた。今年の春には、CEOアデナ・フリードマン氏は、規制が整えば仮想通貨市場に参入するといった旨の発言をしており、市場参入には積極的な姿勢をみせてきた。直近では、海外メディアでSTO(セキュリティー・トークン・オファリング)のプラットフォームを立ち上げることが観測記事ではあるが報道されている。これは、あらかじめトークンを有価証券として発行することで、ICOの欠点を補う新たな資金調達方法として注目されている。その他には、今年の9月、大手金融機関や仮想通貨スタートアップが参加した会合に参加したことが報じられている。この会議では、米議会議員と仮想通貨規制について意見が交わされたという。このように、ナスダックと仮想通貨業界の関係はこれまでも非常に近いものとなっている。その文脈を踏まえれば、今回のブルームバーグの報道もかなり信頼性が高い情報として受け取ることができる。上場の時期は2019年1月から3月と近いため、今後はナスダック公式の発表にも注目だろう。