ビットコインはまもなく半減期1年前に突入する。これまで、多くの専門家、投資ファンドから半減期と価格推移の関係について指摘されており、21日にYahoo Finance!のインタビューに応えたファンドストラッド社代表、トム・リー氏もその重要性を主張した。


ビットコインは半減期1年前に価格上昇?

リー氏はインタビューの中で、現在のビットコインは米中貿易摩擦が激化する中「デジタル・ゴールド」の役割を果たしていると説明。そして、ビットコインは半減期1年前に価格が上昇傾向にあることを指摘した。また、半減期を迎えれば、ビットコインの供給量が半分になることから、価格は急騰するとの見解を示した。同氏によれば、マイニングの損益分岐点から考えると、ビットコインの適正価格は1万4000ドルになるという。半減期はその通貨の希少性を高めるため、マイナー報酬が半分になるように設計されている。ビットコインの半減期は2020年5月に迎える見込みであり、報酬は12.5BTCから6.25BTCになる。なお、半減期自体はライトコインなど、その他の通貨にも存在している。


このまま価格上昇は続くのか

半減期は需給の関係に直接変化を及ぼすことから、多くの専門家から価格変動の要因(ファンドメンタルズ)として指摘されているものでもある。投資ファンド、パンテラ・キャピタルは今年4月、ビットコインは過去半減期の1年前に価格が上昇していたことを指摘。今月にはカナダの投資会社カナコード・ジェニュイティーが、半減期を理由に21年の3月に過去最高値である200万円(2万ドル)に到達するというレポートを発表している。ビットコインは今年4月に入り価格が上昇し始めており、過去の動きを鑑みればこれらの指摘は無視できない。半減期へ向かうこれからのビットコインの価格は上昇し続けるのかは引き続き注目となりそうだ。