世界で第2位の規模を誇る米国の証券取引所ナスダックが、19年前半までにビットコイン先物をローンチすることを発表した。イギリスのデイリー・エクスプレスが伝えている。先週、ブルームバーグが関係者筋の発言として伝えていたが、今回は正式に発表する運びになった。


ナスダックにビットコイン先物上場へ

ナスダックのメディア部門でヴァイスプレジデントを努めるジョセフ・クリスティナット氏は、19年の前半にビットコイン先物を上場すると発言した。現在はCFTC(米商品先物取引委員会)と交渉して準備の段階にあるという。また、1月に開始されるICE(インターコンチネンタル取引所)傘下のBakktのようにビットコインの現物が確保されるかは不明だという。クリスティナット氏は「当社(ナスダック)はビットコイン先物の実現に向けて莫大な資金とエネルギーを費やし、長い時間かけて深く関わってきた」とコメントし、先物上場へ向けて積極的な姿勢であることが伝えられている。


ナスダックの動向

ナスダックは、11月末にも、現在ETFを申請しているVanEck社と共同で、デジタル資産商品の立ち上げをおこなうことを発表している。これは、VanEck社のMVISデジタル資産価格インデックスとともに、ナスダックの市場監視ツールを活用するという。


取引規制と専門家の見解

今回のナスダックビットコイン先物上場は、認可された証券取引所に上場されることから、非常に大きなトピックとなる。ファンドストラッド社トム・リー氏は、Bakktを市場の価格が上昇する材料として挙げており、先物のような金融商品は、市場の資金の呼び水として専門家からも注目を浴びている。ナスダックの先物は、19年3月までに上場予定であり、この時期はその他に、ビットコインETFの可否判断、運用規模800兆円のFidelity、そして先に挙げたICE傘下のBakktなど多くのサービスが開始される。米著名投資家マイクノボグラッツ氏は、これらのサービスにより機関投資家の参入が加速、同時期に仮想通貨市場は強気に反転するとコメントしている。