14日のビットコインは小動きながらも底値圏での推移が継続している。また、仮想通貨市場全体も軟調な展開に。トピックとしては金融庁の新たな規制やファンドストラッド社トム・リー氏の発言が伝えられている。


14日の仮想通貨市場

ビットコインは明け方より価格が小幅に下落。9時頃に一時3300ドルを割り込む場面が見られた。8日は今年の最安値である3272ドルに迫るところまで価格が下落しており、底値圏での推移が継続している。仮に再びビットコインが年初来安値を更新すると、センチメントが悪化し、市場全体が全面安になる可能性もある。その際は、多くの専門家が注目している節目3000ドルのサポートも意識されるだろう。アルトコイン市場はビットコインにつられる形でまちまちの展開だ。時価総額は12兆円を割り込み、およそ11.8兆円で推移。


14日のトピック

市場は低迷を続けているものの、来年へ向けて期待のできるトピックが今週いくつか出た。本日は、金融庁が新たな仮想通貨規制に関わる報告書を提出。問題がなければ、この報告書の規制案をもとに、来年仮想通貨規制を整備していく模様だ。新たな規制は市場を健全化し、資金流入の呼び水として世界的に注目されている。また、先日はグーグル検索ランキングが発表。今年は年初から市場の低迷が続いたが、それにも関わらず「仮想通貨とは」が「とは」部門で1位に、「仮想通貨 仕組み」も「〇○ 仕組み」部門で1位を獲得した。この他に複数のワードがランクインしており、大衆の関心の高さを示すランキングとなった。その他に、本日はファンドストラッド社トム・リー氏の発言が伝えられている。同氏は独自にウォレット数やアカウント数、供給量などから価格を分析した結果、ビットコインの適正価格は1万3800~1万4800ドルになるとCNBCの番組内で発言した。この価格は、現在の価格からおよそ4倍から5倍近く高い値段だ。このことについては、ベンチャー・キャピタリスト、クリス・バーニスク氏も同じような指摘をしており、現在のビットコインの価格はファンダメンタルズと乖離して売られすぎているとの見解を示している。