仮想通貨のマルウェアに対する被害は、時が経つほど増加しているのが現状だ。その上で、2019年の4月にもっとも被害が報告されたマルウェアはクリプトジャッキングを行うタイプだったことがわかった。

 

クリプトジャッキングは、仮想通貨のマイニングを無断で行うというものであり、感染した場合、感染した端末の能力が著しく落ちるなどといった症状が現れる。また、マイニングに関しては演算能力を酷使するものもあり、端末のスムーズな活用が不可能になったうえで他人のマイニングに使用されることから被害者には害しかない。

 

そして、4月にもっとも報告されたマルウェアはクリプトルートと呼ばれるものであり、モネロに対してクリプトジャッキングを行うリグなども相次いで被害報告が上がっている。このようなマルウェアを見てみると確実にハッカーの攻撃手段は進化してると言えるだろう。

 

しかし、ハッカーの流行の攻撃方法はクリプトジャッキングではなくなっている。現在では、トロイの木馬を利用した個人データの盗難や資産そのものをターゲットにしたランサムウェアが主流となってきている。

 

ハッカーの攻撃手段は、時とともに進化しており、ユーザーは個人の努力によってそれらの脅威を排除する必要がある。トロイの木馬やランサムウェア、マルウェアといったハッカーからの攻撃手段を防ぐためには、使用する端末のセキュリティを最新のものにしたうえで、怪しいサイトやファイルを開かないといった注意が必要となる。

 

また、使用な攻撃手段ではないものの、ウォレットなどに対するフィッシングサイトを巧妙に作成できるハッカーも存在していることから、サイトのセキュリティやアドレスなどに関してもある程度の知識がなければ防ぎ切ることができないと言えるだろう。個人に非はないものの、ハッカーに盗まれた資産を取り戻すことはほぼ不可能だ。そのため、現在40となっている攻撃方法を知った上で有効な対策を行っていかなければならない。