2019年4月25日、bitfinex とステーブルコインであるTether に関してニューヨーク州のジェームズ司法長官が訴追を決定した。また、この訴追については8億円以上の不明金があり、その不明金をTether で補填したと公表している。

 

しかし、ニューヨーク州の訴えがすべて正しいのかは不明な点が多い。加えて言えば、26日にはbitfinex は反応していることから、今回の争いや指摘について確実な証拠を持っていることが予想されるだろう。

 

司法長官による訴追がどのようにして進行するのかは定かではないものの、仮想通貨市場に対してマイナスの影響を与えていると予想され、実際に仮想通貨の価格も事件を境に下落した。

 

今回の争いにおいては、bitfinex とTether に持たれていたTether とドルの保有量が同等ではないといった懸念を払拭できる機会とも言えるだろう。加えて言えば、本館の行方不明の資金に関しては、差し押さえによるものであり、1ヶ月もたたないうちに戻ってくることをbitfinex   CFO が語っている。

 

そうなった場合、ニューヨーク州の司法長官が訴追した内容そのものが自立と合致しない可能性もあると言えるだろう。しかし、Tether は今でもステーブルコインの代表的な存在であり、仮想通貨の時価総額ランキングでも上位に入ること人々のニーズに応えている状況にある。

 

ステーブルコインに関しては、他にも規制当局に認められ保険の対象となっているジェミニ・ドルやサークル社が発行しているUSD コインなども発行されている。そのた、Tether の不信高まれば、多くのユーザーはそれらのステーブルコインに分散することになると予想可能だ。

 

また、ステーブルコインの価値や仮想通貨の価値に関してもTether も大きな影響を持っている。仮に今回の事件において、bitfinex 及びTether に不正があったと公になった場合には仮想通貨市場は、巨額のハッキングを受け大きく価格を下落させた2018年以上の被害を受けることになるだろう。

 

訴追を行ったことによって、ニューヨーク州とbitfinex 及びTether の確執が確実なものとなった。どちらにしても、Tether とbitfinex の疑惑が晴れる可能性もあるため今後も慎重に見守っていく必要があると言える。