29日の仮想通貨市場は前日に引き続き調整の展開に。高値圏での揉み合いが続いている。トピックとしては、バイナンスの米国進出の噂やビットペイ幹部のインタビューが報じられている。


29日の仮想通貨市場

29日のビットコインは8800ドル付近から下落。15時には一時8500ドルを割り込む場面もみられた。しかし、そこから価格は回復し、米国時間に入ってからは再び8700ドルから8800ドル近辺まで復帰した。短期的には節目8500ドルがサポートされるかが注目となりそうだ。ビットコインに対し、アルトコインは比較的堅調な推移に。特に、ビットコインキャッシュが派生したビットコインキャッシュSVは、過去24時間で50%近く価格が暴騰した。ビットコインドミナンスも55%まで低下しており、ビットコインからアルトコインへの資金流入が確認できる。この動きは今後も続いていくのか注目だろう。市場全体の時価総額も高値更新目前で30兆円を回復。全体の動きとしては堅調な推移が続いている。


29日のトピック

29日はバイナンスの米国進出が話題に。同取引所はツイッター上で「loading 90%」という文書を画像とともにツイート。その画像には米ドル建てペアの取引所開設を示唆する内容だ。現時点でこれが必ずしも米国での取引所開設とは限らないが、BinanceのCFO、Wei Zhou氏は4月に米国進出を示唆する発言をおこなっており注目を集めている。バイナンスは現在、ユーロ圏で法定通貨と交換可能な取引所を開設しているが、世界規模をほこる同取引所が経済の中心である米国に進出すれば、市場全体にとっても大きな材料となりそうだ。29日はこの他に、ビットペイ幹部の発言が話題に。ブルームバーグのインタビューに応じたソニー・シング氏は現在の相場の上昇についてコメント。同氏は17年と比較してファンダメンタルズが改善してきていることを指摘し、単なる熱狂的な上昇ではないと述べた。