国内仮想通貨取引所「Liquid」を運営するQuoineの栢森社長がブルームバーグのインタビューに応えた。同氏は、来年末までにビットコインが過去最高値を超えると発言。2019年は仮想通貨業界にとって新たなスタートになる年だと述べた。


ビットコインは来年末までに過去最高値を更新

栢森社長はインタビューの中で、仮想通貨市場・業界に対する強気の見解を述べた。直近で、価格の低迷により多くのマイナーが廃業になっていることが報道されているが、それは相場が底をつくサインだという。同氏は多くのマイナーが退けば、経済的な均衡が訪れるため、価格も安定するとその根拠を述べた。また、2019年以降は金融庁が新たな仮想通貨取引所や仮想通貨上場を認可する年とコメント。今年、国内取引所に出された業務改善命令も完了していることから、2019年は仮想通貨にとって新たなスタートになる年だと強気の見解を示した。そして、これらの多くのプログラムポジティブな要因を踏まえた上で、ビットコインの価格は来年末までに過去最高値を更新すると予想した。


2019年を強気にみる専門家たち

現在のような弱気相場に関わらず、強気の見解を示す専門家は多い。米著名投資家マイク・ノボグラッツ氏は、機関投資家の参入により2019年3月までに相場は反転するとの見解を示している。また、ファンドストラッド社トム・リー氏は、長期的に考えて、現在のような価格の低迷は買い時と発言しており、2019年の相場に関しても強気の見通しを立てている。また、栢森社長が述べているように、国内の取引所動向も加速しそうだ。3日にはマネーフォワードが、仮想通貨取引所を2019年3月までに開設することを発表、米国最大級の取引所コインベースも2019年中に金融庁からライセンスを取得する見込みだ。強気の専門家らの根拠にあるのは、今後仮想通貨規制が進み市場が健全化、その結果新規の投資家や機関投資家らが参入してくるというものだ。先日は、G20で2020年までに世界基準の規制を策定することも発表された中、来年は栢森社長が述べるように、市場は再び盛り上がることができるだろうか。