25日早朝、仮想通貨市場が再び10%を超える下落をした。仮想通貨トレーディング企業「ジェネシス・トレーディング」のCEOは3000ドルが底になると指摘している。


ビットコインは節目4000ドル割れ 時価総額は15兆円を下回る

仮想通貨市場が25日早朝、再び暴落した。本稿執筆時点でのビットコインはおよそ3900ドルで取引されている。イーサリアムは105ドル、リップルは0.35ドル、ビットコインキャッシュは170ドル、下落率は全て10%を超える大幅な下落となっている。ビットコインの価格は昨年8月の水準に逆戻りしており、時価総額は15兆円をわりこみ13.5兆円で推移している。


ビットコインは3000ドルで下げ止まることができるか

仮想通貨トレーディング企業「ジェネシス・トレーディング」のCEO、マイケル・モロ氏は23日、CNBCのインタビューで相場についてコメントした。モロ氏は「3000ドルちょうどに下落するまでは、そこが見えないだろう」述べ、ビットコインが3000ドルまで下落する可能性があることを指摘している。25日時点ですでに3800ドルまで下落しているため、モロ氏が指摘する価格までおよそ800ドルまで迫っている。3000ドルは2017年8月から9月の2カ月間サポートになった価格帯であり、仮に3000ドルを下回ると、市場が一段安になる可能性も考えられるだろう。また、モロ氏は「機関投資は2018年の終値が何円か気にしない」とコメントしており、長期的な投資家は冷静に対処するようにとコメントしている。


底がみえない仮想通貨市場

15日の暴落により市場に下げ止まる気配はない。モロ氏が指摘するように、3000ドルは次の重要なサポートになるので、そこで下げ止まるかは投資家の注目となるだろう。また、専門家の多くは、モロ氏が指摘するように長期的な視点から今回の下落にかんし冷静なコメントをしている。米トレーディング企業サスケハナのデジタル資産部門トップ、バート・スミス氏は、ビットコインを「長期的なゲーム」と述べ、今回のような価格の暴落はよくあることという旨の見解を示している。