アメックスは、国際ブランドのクレジットカード会社の1つであり、世界シェアでいえば4位を誇るほどだ。また、あらゆるクレジットカードの中でも社会的信用の面で言えば、ステータスの高いカードとしても有名である。

 

そして、アメックスでは、レシート画像の取り込みと送信を行うブロックチェーンシステムに関する特許をアメリカ特許商標庁に出願した。

 

・アメックスの特許申請について

レシート画像の取り込みと送信を行うブロックチェーンシステムは、携帯端末を使用し、レシート画像取り込める。そのうえで、取引記録と照合し、情報の信頼性や整合に関して既存のシステムよりも優れた機能性を発揮するとしている。

 

実際に、あらゆる取引データは増大し続け、照合を行うことさえもコストや手間がかかるだろう。しかし、ブロックチェーンを利用した場合、サーバーの更新や整備はいらずデータをブロックで管理する為、安全性も高くハッキングなどの攻撃にも強い。

 

今回のアメックスの特許は、取引において発行されるレシートを用いてブロックチェーンによる管理を行うというものだ。つまり、支払いの証明に関してもブロックチェーンシステムによって自動的に行い、安心して取引ができる形態に繋がっていくことになるだろう。

 

・ブロックチェーンシステムとクレジットカード

 

クレジットカードに関する既存の技術では、悪用されるリスクがいつでも存在している。実際に、個人のセキュリティを万全な状態に保っていても暗証番号やクレジットカード番号はサイバー攻撃の対象となり、不正利用はいまだにゼロになっていない。

 

もちろん、不正利用に対してはクレジットカード会社で相応の対応を起こっているものの、既存のシステムは万全ではないシステムであることが分かっている。

 

対して、ブロックチェーンシステムはあらゆる記録の改ざんや悪意のある変更が非常に難しい。中央管理的なサーバーもなく、個人に対するデータでさえも分散して記録されている。その上で、支払い管理などにブロックチェーンを用いる場合、既存のシステムで起こり得るデメリットを素早く解消できる。もっともブロックチェーンシステムをどのように導入していくかが課題となる為、アメックスの今後に注目しておこう。