ファンドストラッド社の共同設立者トム・リー氏が25日、米Foxテレビ「Fox Business News」に出演した。そこで同氏は昨年のビットコイン価格予想が外れた理由を解説した。


2018年のビットコイン価格予想は外れる

リー氏は「ビットコイン強気派」として知られ、昨年11月まで、同年末までの価格を25,000ドル(約280万円)と予想しメディアで積極的に発言してきた。11月中旬に価格が暴落して以降は、価格予想を控えることを明かしていた。しかし、今回「Fox Business News」に出演した同氏は価格予想が外れた理由を解説、その上で2019年の価格にも言及した。リー氏はまず、ビットコインが2018年に25,000ドルに到達しなかった理由として、ICOを挙げた。2017年に急激に拡大したいわゆる「ICOブーム」が2018年に入ると詐欺的なプロジェクトも多数出現したことを指摘。それが仮想通貨市場の悪材料になったとの見解を述べた。その上で、ビットコインが25,000ドルに到達するのは可能だと改めて強気の予想を明かした。同氏によると、ビットコインは過去10年間、最高値へ到達する前に70%以上の価格下落をした経験を4回繰り返しており、そのことを考えると、再度最高値へ到達するのは可能だという。また、ミレニアル世代の間で伝統市場に相関性を持たないアセットに対する需要が拡大していることも、ビットコインが25,000ドルへ到達することを裏付けると述べた。


リー氏の直近の発言

リー氏は直近でも、リップル社の公式ブログにステーブルコインに対する見解を投稿している。そこで同氏は、法定通貨が米ドルにペッグ失敗した例を挙げ、現在のステーブルコインも新たな信用構造を獲得しないと失敗に終わると、懐疑的な見解を述べた。リー氏がステーブルコインに関しての見解を述べるのは珍しいが、その背景には「アンチリップル」として知られる米法律事務所パートナー、トゥーシャー・ジェイン氏への反論の意図があったと言われている。