29日の仮想通貨市場は、日中揉み合いを続けていたが、夕方頃から価格が急伸。米国時間(21時間)に入ってからは全面高の展開となっている。


29日の仮想通貨市場

29日のビットコインはヨーロッパ市場が明ける16時頃から価格が急伸。終値ベースでは前日比およそ1.5%の上昇となっている。また、本日の上昇で16日以降レジスタンスとなっていた4150ドルを突破。このまま価格を維持できれば、来週以降、一段上のレンジを目指す可能性も考えられる。アルトコインもおおむねビットコインに連動した動きで、市場全体が堅調な展開に。仮想通貨ネムは「カタパルト」というアップデートを控え急騰した。市場全体の時価総額は15.8兆円で推移。前日比でプラスとなった。直近で起こっているアルトコインへの資金流入は継続しており、ビットコインドミナンスが50%を割り込むかも来週注目となるだろう。


29日のトピック

直近で国内の業界動向が頻繁に報道されている。SBIが運営するマネータップ株式会社は、新たに13行の銀行からの出資を受けたと発表。その中にはセブン&アイ・ホールディングス傘下「セブン銀行」の名前も含まれていた。SBIは先日、次世代送金アプリ「マネータップ」の事業を本格化すべく子会社を設立。有名な銀行が傘下することにより、ブロックチェーン技術が普及することに期待が寄せられている。また、国内動向として楽天ウォレットの詳細も報道された。同社によれば、今年の6月より仮想通貨取引サービスを開始するとのこと。今後3カ月で、IIJ企業ディーカレット、ヤフー出資のTAOTAOもサービスを開始予定で、取引所ビジネスの競争は激化しそうだ。本日はこの他に、仮想通貨投資銀行CEO、マイク・ノボグラッツ氏の発言が伝えられた。同氏によれば、今後ユーロ圏が崩壊するシナリオがウォール街であり、そのようなとき、ビットコインの価値は金の時価総額を超えるという。