バイナンスCEO、ザオ・チャンポン氏はアルゼンチンに新たな取引所を設立することを示唆した。9日にツイッター上で発言した。


アルゼンチンにバイナンスの新たな取引所か

ザオ氏はツイッター上で「仮想通貨と法定通貨を交換できる新たな取引所を設立するのはどこでしょう?」とツイート。それとともに、アルゼンチン政府がバイナンス・ラボらとブロックチェーン企業に共同出資する報道が引用された。このことから、ザオ氏はアルゼンチンに新たな法定通貨と仮想通貨を交換できる取引所を設立することを示唆した。


バイナンスの新たな取引所

バイナンスは昨年から法定通貨と仮想通貨を直接交換できる取引所設立を世界各地で進めている。最初の取引所は昨年10月にアフリカのウガンダで設立。2つ目は今年1月、ジャージー島で立ち上げられた。「バイナンス・ジャージー」と名付けられた取引所は、ユーロ居住者を対象にポンドとユーロでの直接取引が可能。同取引所が開設した際は、申し込みが殺到し、ザオ氏もツイッター上で驚きのコメントを寄せた。一部の専門家からは、バイナンスのような大手取引所が法定通貨との直接交換を可能にすることにより、仮想通貨の普及を促進するとも指摘されている。


バイナンスの直近の動向

バイナンスが6日に発表したところによると、傘下に置く投資ファンド「バイナンス・ラボ」とアルゼンチン政府が共同で、ラテンアメリカの仮想通貨取引所LatamExが支援するプロジェクトに出資することが決定したとのこと。この報道が今回、ザオ氏がツイートに引用したものだ。アルゼンチンでは、高インフレにより自国通貨「ペソ」の価値が下落しており、仮想通貨の普及が進んでいる。コインマップのデータによると、首都ブエノスアイレスではおよそ260の店舗が仮想通貨の決済を受け付けている。また、直近ではバイナンスが発行する「バイナンスコイン」の高騰が話題に。年が明けてから市場全体が低迷を続ける中、同通貨は「独歩高」の展開となっており、コインマーケットキャップにおける時価総額ランキングで先週、8位に急上昇した。