10日に大幅な下落をして以降、仮想通貨市場は小康状態が続いている。13日の主なトピックとしてイーサリアムクラシックの51%攻撃の報道がある。


13日の仮想通貨市場

13日のビットコインは18時まで、前日比0.5%に留まる小幅な値動き。10日から11日にかけ、5%を越える大幅な下落を果たしたが、その後は3600ドルをサポートに推移している。また、3600ドルはチャート上で重要な価格帯となっており、短期的にここを割り込むか注目されるだろう。仮に割り込んだ場合、昨年安値である3200ドルも視野に入る。アルトコインもビットコイン同様小幅な値動き。時価総額はおよそ13.2兆円。週半ばの14.8兆円から約1.5兆円減少した。


13日の主要なトピック

本日はイーサリアムクラシックの51%攻撃に関する続報が入ってきている。仮想通貨取引所Gate.ioによると、被害を受けたETCのうち一部がハッカーから返還されたとのことだ。なお、返還された理由は不明。同取引所は、攻撃者がブロックチェーンのコンセンサスの脆弱性やハッシュパワーのセキュリティなどを知らせるための「ホワイト・ハッカー」であった可能性にも言及している。また、米セントルイス銀行の調査レポートが公開。同行はビットコインの昨今の下落は、アルトコインの種類が急増したために起こった需給関係の変化にあると分析した他、ビットコインに本質的な価値はなくとも将来的に価格が0になることはないとの見解を示した。その他には、米国で2018年に「レギュレーションD」と呼ばれるICOが前年比で6.5倍に急増していたことが報じられている。通常、米国でICOを実施する際は、SEC(米証券取引委員会)の登録が必要だが、「レギュレーションD」では登録義務が免除され、500万ドル以上を保有する大口投資家のみが対象になるという。来週16日には、年初から注目を集めているイーサリアムの時期アップデート「コンスタンティノープル」が実装される予定だ。ビットコインは下落した後も節目である価格帯を推移しているため、アップデートが実施される前後で相場がどのように動くかが焦点となる。