ブロックチェーンに特化したベンチャーキャピタル、Digital Currency GroupのCEO、バリー・シルバート氏がブルームバーグのインタビューに応えた。同氏は、ビットコインに対し強気の見解を述べ、近い将来過去最高値(およそ200万円)に到達すると述べた。


シルバート氏が語る2つの理由

シルバート氏は、ビットコインが近い将来過去最高値に到達する2つの理由を述べる。まず、ファンダメンタルズの向上だ。同氏によれば、5月に入ってからの上昇は、17年にあった「仮想通貨バブル」と大きな違いがあるという。それが「技術的基盤」だ。現在は当時と比較して、カストディアン(仮想通貨保管者)が存在し、トレードや規制に関するソフトウェアも存在するとのこと。これらを踏まると、現在の市場は17年と大きく異なるとシルバート氏は主張した。2つ目がビットコインの「役割」だ。同氏は、ビットコインが「デジタル・ゴールド」としてユースケースがあると述べた。また、イーサリアムには「スマートコントラクト」といった役割があるように、仮想通貨にはユースケースが必要と語る。これを踏まえれば、アルトコインの今後は競争が高まり、残るのは少数との見解を示している。これ以外にシルバート氏は、世論や技術に対する知識の深まりも17年の相場とは大きく異なる点として指摘している。あくまでシルバート氏の見解はベンチャーキャピタルCEOとして、強気のバイアスがかかったものというのは留意しておきたいが、同氏の指摘する世論や技術に対しての知識の深まりは確かに17年当時と比較すると向上しているだろう。