米セントルイス連邦準備銀行が11日、ビットコイン価格に関するレポートを公表した。そこでは、増え続けるアルトコインが主な価格下落要因として指摘されている。


ビットコインの価格下落要因はアルトコイン?

レポート内ではビットコイン価格に関する2つの見方が紹介された。ひとつは、ビットコインの供給量が限定されているため、価格が上昇する見方(採掘量があらかじめ決められているため)。もうひとつは、ビットコインの価格が0になるというもの。調査を担当したDavid Andolfatto氏、Andrew Spewak氏は、現在のビットコイン価格下落の主な要因は、アルトコインが増え続けているため、ビットコインの需給関係を奪っていると分析している。その一方、両氏はビットコインの本質的価値にも言及。金が本質的価値を持たないにも関わらず取引されていることを考えれば、ビットコインも同じように価格が0になることはないと指摘した。


直近で報道された専門家の見解

直近では、ウィンクルボス兄弟が、ビットコインは将来的に金の時価総額を超えると発言したことが話題となった。その他に米格付け機関Weiss Ratingの見通しも発表されている。今週は、デジタルID企業シビックCEO、ヴィニー・リンガム氏がチェダーへ短期的な価格の見通しを述べた。同氏は足元の相場で、「底はつけてない」と指摘。ビットコインが再び3000ドルへトライする可能性は高いとし、その場合、価格がさらに下落する可能性にも言及した。リンガム氏は昨年11月、今後ビットコインはしばらく3000ドルから5000ドルのレンジなるとし、どちらに価格が抜けるかわからないとの見解を示していた。同氏の指摘している3000ドルは、昨年12月14日につけた最安値近辺でありチャート上では弱気相場の目安になる重要な価格帯として指摘されている。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)、アンソニー・グリサンティ氏もリンガム氏と同じように、3000ドルを下回れば価格がさらに下落し弱気相場が継続するとの見解を示している。