SEC のETF の承認は延期され続けており、最終的には拒否される可能性もあるものの、現状ではまだ情報収集の段階であり、精細な分析も出来ていないという報道すらある。もちろん、SEC としてもBitwise 以外のETF に対する可否判断も行ってきたことから、ある程度ブロックチェーン技術や仮想通貨に対して有用性を認めている部分もあるのが現状だ。

 

その上で、Bitwise は仮想通貨市場の調査報告書をSEC に対して提出した。現状でも、仮想通貨市場は取引高を偽装することが可能であり、健全な状態であると思う証明することが非常に難しい状態にある。しかし、仮想通貨の価格に関するあらゆる噂を除いた場合、Bitwise は健全であるという調査結果を示した。

 

 

Bitwise が示したデータ分析によると、仮想通貨取引所の約95%は虚偽であり、前回SEC に提出し、資料を裏付ける結果となった。そして、Bitwise のレポートは前回の調査結果を裏付けるとともに、偽造されていないビットコインの見物市場がどれほど健全なものであるのかを示した。

 

例えば、偽装されていないビットコインの取引の3割はアメリカの取引所で行われており、9割はアメリカの規制に従って取引されていることが証明されている。また規制に従っているだけでなくライセンスを持っていることが重要であり規制に準拠しているとした。

 

考えてみると、偽装された取引高が仮想通貨市場に蔓延してはいるものの、本当の仮想通貨市場は規制に従ったうえで群植されていることがわかる。

 

こうしたデータの分析を行うことによって、Bitwise は市場の健全性を保ち、強力すぎる規制を敷かなくてもある程度の基準をほとんどの仮想通貨取引所は守っているという証明になる。そして、コンプライアンスの遵守に対しても効果的だといえるだろう。

 

仮想通貨の取引高が作られたものであったとしても、法令に従って取引が行われる本物の仮想通貨市場は、健全なものだ。その上でSEC が仮想通貨の健全性や透明性をどの程度信用するのか、注意深く見守っていく必要があるだろう。