24日、バイナンスCEOザオ氏が、ツイッター上でリップル(XRP)を基軸通貨に採用することを発表した。基軸通貨採用に関してはコミュニティーから期待が高く、以前からメディアでも取り上げられていた。


XRPがバイナンスの基軸通貨へ採用

バイナンスCEOザオ氏はツイッター上で以下のように呟いた。

「我々はすぐに基軸通貨として XRP とカップルの取引ペアを追加します.そして、ETH 市場を ALTS 市場に改名します。 UI の領域が不足しています。 メリークリスマス!」

これで、バイナンスへXRPが基軸通貨に採用されることが決定した。基軸通貨とは、〇○/XRPのように、XRPを介してその他の仮想通貨を取引することだ。基軸通貨に採用される通貨は取引高や流動性、ブランドが向上する期待があり、コミュニティーからは以前からバイナンスへ基軸通貨採用を求める声が上がっていた。今年の8月末には、リップル社役員、Emi Yoshikawa氏もコミュニティーへ呼びかけを実施。今回のザオ氏の発表は、その希望がようやく叶った形になり、SNS上で話題になっている。ザオ氏はその他に、イーサリアム市場を「ALTS」と改名することを上記のツイートで発表した。


リップル社とバイナンスの動向

XRPは11月、イーサリアムの時価総額を追い抜きランキング2位へ浮上。今回の基軸通貨への採用はその影響も高いと言われている。リップル社の直近の動向としては、18日、CEOブラッド・ガーリングハウス氏がインタビューに応えた。同氏はそこで、XRPが有価証券でないことをあらためて主張。来年のSEC(米証券取引委員会)の見解を楽しみにしていると述べた。バイナンスの動向は、19日、ザオ氏がブルームバーグのインタビューに応え、来年の展望を語った。同氏はそこで今年の低迷を認めつつも、来年以降の業界動向については強気の見解を述べた。また、課題としては仮想通貨のユースケースが必要だという旨を主張した。その意味で、リップル社とXRPはアルトコインの中でも、金融機関との提携が進み、実際のユースケースを持つプロジェクトだ。来年以降も、仮想通貨市場をけん引するバイナンス、リップル社の動向は注目となるだろう。