リップル社CEOであるブラッド・ガーリングハウス氏が、XRPのコインベース上場について言及した。21日、アメリカで行われたCBinsights主宰の「Future of Fintech」内での発言である。

 

 

コインベースはXRPを上場すべき

ガーリングハウス氏は、同イベント内で「コインベースはXRPを上場するべき」といった発言をした。その根拠は主に2つある。1つ目は、XRPはリップル社から独立したテクノロジーであることだ。2つ目は、XRPを購入することによって、投資家はリップル社から利益・配当を得ることはないというものだ。これらはいずれも、XRPを有価証券に分類する条件を満たさず、コインベースはXRPを取り扱うべきだという。

 

 

リップル社を悩ます問題

リップル社は2018年に入り、XRPを有価証券に分類するかという議論に悩み続けている。事実、アメリカのXRPの取り扱いは、国内最大手コインベースでも取り扱いがなく、日本と事情はまるで違うのだ。

 

 

有価証券を巡る議論

事の発端となっているのは、4月末ゲーリー・ゲンスラー氏の発言だ。連邦政府とも関りがあった同氏が、イーサリアムとXRPは有価証券に当たると指摘した。仮に、有価証券に分類されると、両通貨は、SECの認可を受けた取引所でしか取り扱いができなくなる。そして、現状、アメリカでSECの認可を受けた取引所は存在しない。つまり、有価証券と分類されれば事実上、アメリカでの取引禁止扱いになる。

 

 

一番の焦点

この議論最大の焦点は、ガーリングハウス氏もいうように、その通貨が分散化されているかである。指摘があったイーサリアムは、今月SEC高官が「有価証券に分類されない」と発言し話題となった。その大きな理由は、イーサリアムが技術的に分散化されているからである。リップル社も保有するXRPは、明確な分散化が未だに証明できていない。

 

 

コインベースはイーサリアムクラシックを上場

先週、コインベースはイーサリアムクラシックを上場する発表した。これもやはり、開発グループおよび技術の非中央集権性が高く評価された結果である。一部では、XRPを巡るこの議論は数年答えが出ないという観測もあり、リップル社と投資家たちの頭を悩ませているトピックだ。