24日、CNBCの番組内でヘッジファンドマネージャー、ブライアン・ケリー氏がビットコインの強気相場到来を予想した。ケリー氏は3つの要因を挙げたが、その中でも強調してWeb3.0の必要性を述べた。


ビットコインETF承認は低いものの強気の姿勢

ケリー氏はビットコインの相場を支えるものとして3つの要因を挙げた。一つ目が、機関投資家の関心だ。明日には、業界初のヘッジファンドのサミットがアメリカで開催される。機関投資家の資本が市場に流入する期待感は今後も相場を支えるだろう。2つめが、ビットコインETFである。ケリー氏は、SECが承認する可能性は低いとしながらも、期待感からの投機が相場を支えるとしている。そして、もっとも強調したのがWeb3.0だ。


新しい時代のインターネット

現在、ググール、Youtube、ツイッターといった中央集権型のサーバーにアクセスするネットはWeb2.0と呼ばれている。Web3.0とは、P2Pを利用した非中央集権型のネットのことだ。2008年頃、まさにビットコインが登場したことにより、Web3.0は明確化されてきたという。


Web3.0ではデータの価値が高くなる

ケリー氏によると、我々は、単なるデータを交換する時代(Web2.0)から、データを価値として交換する時代(Web3.0)に移行しているという。ネット上で価値のあるデータを交換する際に使われるのが仮想通貨だ。このようなWeb3.0の時代を「データ銀行」時代とケリー氏は呼んだ。


下落要因の解消と今後の仮想通貨市場

ビットコインETF、機関投資家の関心はいずれも短期的な要因だが、Web3.0に関しては、仮想通貨を支える根本的な要因となるだろう。また、ケリー氏は年初にあった下落要因についても触れた。マウントゴックス財団の売りや、米国の確定申告期間だ。これらの要因は、いずれもすでに解消されている。このような理由から、ケリー氏は直近のビットコイン市場に強気の見解を示した。同じ日には、億万長者として知られるノヴォグラッツ氏が、1年以内に仮想通貨市場の時価総額が89兆円になるとの予想も報道されている。